岸田文雄総理に起死回生の一手はあるのか?

 内閣支持率が20%台にまで下がっていると大手メディアが報じ、崖っぷちとなっている岸田政権。12月に入ると、パーティー券の販売ノルマを超えて所属議員が売った収入について、安倍派が政治資金収支報告書に記載せず裏金として一部の議員に還流させていた疑惑が浮上。その疑いは政権の中枢にいる松野博一前官房長官にも向けられ、更迭後、東京地検特捜部は任意聴取を要請している。

「今年の裏流行語大賞と揶揄(やゆ)される『増税メガネ』の汚名を返上したい岸田総理ですが、11月頭に閣議決定した所得税減税も国民から総スカンを食らう有り様。今や就任当時の覇気がまったく感じられないとの声が聞かれます」(週刊誌記者)