昨年のシーズン中はお昼のワイドショーでも連日のように大谷の活躍が取り上げられたことから、テレビ各局はこぞって会見を生中継したが、ここでトラブルが発生した。
「6日は、WBCの日本代表選の中継をTBSとテレビ朝日の2局が地上波で生中継することも発表されました。そのため会見には両局のスタッフが集結。TBSは、学生時代に硬式テニスで世界大会出場経験を持ち、現在はスポーツニュース番組『S1』のキャスターを務める石井大裕アナウンサーが現地入り。一方でテレビ朝日は『報道ステーション』のスポーツコーナーを担当する安藤萌々アナウンサーが駆けつけました。どちらの局も『うちはアナウンサーをわざわざ現場まで派遣した。主導権を握って代表質問したい』と主張したことからトラブルに。なかなか収拾がつかず、主催者サイドも苦笑いでした」(同)
大谷選手への「代表質問」をどちらが担うかが争点となったわけだが、火をつけたのはTBSサイドだったという。
「TBS側がテレ朝側に『ここはうちが仕切りますから。代表質問する人員も間に合ってますから』と付け入るスキを与えなかったことから、テレ朝側のスタッフが激怒した構図です。結局、折衷案としてTBSの石井アナ、テレ朝の安藤アナの順で地上波中継2局が代表質問するという異例の形式を取って、何とかその場は収まりました」(同)