兵庫県加古川市では、日岡山公園の約1,000本のソメイヨシノを照らす「ぼんぼりライトアップ」や、「アリオ加古川セカンド周年祭ファンアートコンテスト」を開催している。それぞれ詳しく見ていこう。

日岡山公園の桜を照らすぼんぼりライトアップ


加古川市は、東播磨屈指の桜の名所として知られる日岡山公園にて、今年も加古川市の春の風物詩である「ぼんぼりライトアップ」を開催している。3月23日(土)~5月6日(月・祝)の期間、夜になると約300本のぼんぼりが点灯し、約1,000本のソメイヨシノが幻想的にライトアップされ、可憐な夜桜を楽しめる。特に、公園内のメイン通りでは桜のトンネルができるので、柔らかな光に包まれた桜の中で幻想的な雰囲気を味わうことができる。


日岡山公園は、東播磨屈指の桜の名所として知られる加古川市最大の総合公園。公園内は、野球場、グラウンド、体育館、プール、テニスコートなどのスポーツ施設や遊具等が充実しており、天気の良い日には、展望台から加古川市街や遠く明石海峡大橋を眺めることができるので、多くの市民で賑わう。また、桜の時期には約1,000本のソメイヨシノが公園に咲き乱れ、メイン通りには桜のトンネルが現れるので、夜桜の名所として人々に親しまれている。

ライトアップ実施の時間は18:00~21:00。料金は無料。

日岡山公園の「ぼんぼりライトアップ」で、幻想的な夜桜を楽しんでみては。

イベント詳細:https://www.city.kakogawa.lg.jp/shiseijoho/kanko_ibento/1418976829402.html

アリオ加古川セカンド周年祭ファンアートコンテスト

加古川市まちの魅力発信キャラクター かこのちゃん

また、加古川市とアリオ加古川は、加古川市出身のイラストレーターで加古川観光大使のいとうのいぢさんが描き下ろした「加古川市まちの魅力発信キャラクター かこのちゃん」と、アリオ加古川の擬人化キャラクター「加古林寺あかね」のコラボ企画として、ファンアートコンテストを3月16日(土)から実施している。

「加古川市まちの魅力発信キャラクター かこのちゃん」は、音楽が好きで元気な女の子。加古川市シンボルキャラクター「ウェルピー」やかつめしPRキャラクターなど加古川に由来するモチーフがたくさん使われている。背景の花は鶴林寺に咲く沙羅双樹だ。

かこのちゃんを描き下ろしたいとうのいぢさんは、PCゲームブランド「ユニゾンシフト」を経て、フリーのイラストレーターとして活動を開始。ライトノベル『灼眼のシャナ』、『涼宮ハルヒ』などの挿絵を担当するほか、美少女ゲームのビジュアル、地域活性化プロジェクトのイメージキャラクター、キャラクターデザインなど、活躍の幅を広げている。ラノベファン、アニメファンに限らず幅広い支持を得ている、現在の日本を代表するイラストレーターだ。2023年8月より加古川観光大使を務めている。

©棚照結神擬人化プロジェクト実行委員会 アリオ加古川 棚照結神 加古林寺あかね

アリオ加古川擬人化キャラクター 棚照結神 加古林寺(たなてらすむすびのかみ かこりんじ)あかねの名前には、地域に立地する寺院と数々の伝統を残していくという想いが込められている。「棋士のまち加古川」に住んでいることもあり、将棋が得意。さらに古風な一面もあり、春の風物詩であるソウルフード「いかなごのくぎ煮」を作って、周りの人におすそ分けすることも。世話好きな性格のため、子どもからお年寄りまで愛される存在だ。キャラクターボイスは、人気アニメ『鬼滅の刃』竈門禰󠄀豆子役の声優・鬼頭明里さんが担当。イラストレーターは、VTuberのイラストなどを多数手がけるももしきさんが担当している。

同コンテストの主催はアリオ加古川で、協力は加古川市。応募はアリオ加古川公式Xより投稿形式にて行う。応募締め切りは5月17日(金)で、結果は6月22日(土)にアリオ加古川のHPにて発表される。作品は、6月下旬からアリオ加古川館内にて展示予定だ。

コンテスト応募を通して、アリオ加古川セカンド周年をお祝いしてみては。

コンテスト詳細:https://kakogawa.ario.jp/event/3200002319

(suzuki)