昭和21年創業の老舗 「れすとらん あずまや」

そんな桑名には、当然、蛤のお店がたくさんありますが、その中でも、特に店内の雰囲気もお料理も味のあるお店が「れすとらん あずまや」さん。なんと、昭和21年に創業 という老舗です。

蛤を食べられるお店というと、和食をイメージするかもしれませんが、あずまや さんは 洋食レストラン。外見も、ヨーロッパの古い街並みにありそうなデザインです。

昭和21年に創業された頃は、とても斬新なレストランだったのではないでしょうか。それから時は経ち、今となっても、また他にはないような外観かと思います。

店内は、天井が吹き抜けになっていて、開放感ある造り。肩肘張らない、家族でワイワイできるような、アットホームな雰囲気です。

洋風にアレンジされた「蛤セット」がおすすめ!

あずまや さんの蛤料理は、もちろん洋風にアレンジされています。全部で5品あり、アラカルトでも頼めますが、それを少しずつセットにした「蛤セット」が人気もありオススメ! 蛤の旬は春ですが、お店では年中いただけます。

今回は、その「蛤セット」 をご紹介いたします。

まずは、洋風焼き蛤3種 。トマトソース、オリーブオイルバジル、チーズの3種です。パン粉が少しふりかけてあり、焼かれて香ばしくなっています。アラカルトだと、3種×2セットの6個入りで1,500円。

2品目は 蛤のグラタン 。蛤の出汁が効いていて、いわゆるシーフードグラタンの味わい。おいしいです。アラカルトでは、普通のグラタン皿で出されるので1,200円です。

3品目には、蛤のクラムチャウダー です。日本のクラムチャウダーはアサリを入れることが多いのですが、本場アメリカのイングランドでは ホンビノス貝 を通常は使います。そのホンビノス貝に近いのが、蛤。美味しくないわけがありません。とっても濃厚な味わいです。アラカルトでは、500円です。

4品目の蛤料理は、蛤のフライ 。貝のフライは、普通のレストランではなかなか見かけませんね!時期や大きさにもよるかもしれませんが、5つほど盛られています。高熱で揚げることで、蛤の旨みが外に逃げることなく、中にギュッと凝縮されているような味わい。アラカルトでは、もう少し量も多く盛られているので1,500円。

そして、もう一品は、ライス または しぐれ茶漬け が選べます。下の写真は、しぐれ茶漬け です。ライスの場合はお食事の最中に出されると思うのですが、しぐれ茶漬けは最後に漬物と一緒に出されます。これもアラカルトで食べられて、500円です。

しぐれ と言うのは「時雨蛤」のこと。調味料で黒っぽく煮しめられ、生姜のアクセントも美味しく、ご飯のお供としても人気高いですね。これも江戸時代からあり、当初は「煮蛤」と呼ばれていたそうですが、松尾芭蕉のお弟子さんが、「時雨の降る10月に煮蛤を造り始めるから、時雨蛤ではどうか」と命名したんだそう。

以上の5品が、蛤セットでは2,800円! とてもリーズナブルに、いろんな蛤料理が楽しめるのは嬉しいですね。(価格は2024年3月の税込価格です)

蛤料理だけじゃない!豊富な洋食メニュー

あずまや さんは、洋食レストラン。そのメニューは、蛤以外にも、とてもたくさんあります。

以下は、和牛ステーキコース の一例です。メインはサーロイン180g。ヒレステーキのコースもあり、アラカルトであればグラム数も選べます。

冷たいオードブルは 生ハム 、温かいオードブルは 洋風焼き牡蠣 。季節によって変わると思います。牡蠣もこの界隈での海の幸です。

コースの〆のデザートもボリューム満点!

他にも、ビーフ料理、ポーク料理、チキン料理、ハンバーグ料理、シーフード料理、カレーやオムライス、スパゲティなどの軽食、またコンビメニューもあります。オードブルやお子様メニュー、セット料理も。

メニュー数がとても多いので、はまぐりに興味がない方と一緒に行っても安心。お子様からご年配の方まで幅広く愛されているお店です。

好立地!「七里の渡し」や「桑名城」のすぐ近く

あずまや さんの最寄駅は 桑名駅、歩くと20分、タクシーなど車では8分ほどの揖斐川の方にありますが、この周辺は、見どころたくさん!

東海道で唯一の海路であったのが、桑名と宮を結ぶ 「七里の橋渡し」。今は「国営木曽三川公園」になっており、あずまや さんは、そのすぐ近くにあります。

また、桑名城天守台跡 を含む 九華公園(きゅうかこうえん) も、すぐ近く。イベントも多く行われ、桜、つづじ、花菖蒲の時期はとっても賑わっています。

桑名城は、徳川家康の四天王の1人、本多忠勝 が建てたお城。公園の車通りからは、大きな本多忠勝の像も見られます。