◆カップ型タンブラーと特大タンブラーに注目
ひとつ目は、カップ型のタンブラーのフタが改良されたこと。これまではある程度強い力で飲み口を引っぱりあげる形状だったのが、スライドするだけで開くようになりました。これは使い勝手の面で考えると、大きな進化と言いたいレベルです。
そしてもう一つは、アイス専用の「SAKURA2024コールドカップタンブラースパンコール651ml」(2600円)がデザイン面とコスパでイチオシであるということ。
はじめてこの特大ベンティサイズ仕様のタンブラーを見た時、「誰が使うのよ!?」と一瞬疑問を抱きましたが、オフィスや自宅でのデスクワーク時のアイスドリンクに最適であることに気がつきました。
冷たいドリンクをたっぷり入れて、水滴がつくことなくゆっくり味わえる体験は、“使ってみたら便利”を実感させてくれるのです。またグリッターとは異なりつつも、今の時代に好まれるキラキラ感や色味をしっかり押さえてくれています。
第1弾の元気な世界観には、季節の移り変わりをはっきり感じさせてもらいましたが、第2弾は違うテイストが登場しそうですよね! 今回残念だった人も、楽しみに待ちましょう。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12