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「扼腕」
これ、何と読むかわかりますか?
小説を読むのがお好きな方は、見かけたことがあるはずのこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「扼腕」読み方のヒント!
「扼腕」は、「腕」はわかりやすいはず。
「鉄腕アトム」などと同じ読み方です。
問題は「扼」。
読みやすくするためには、右側の部分だけを注目してみましょう。
さて、あなたは何と読みましたか?
「扼腕」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「やくわん」
です!
「扼腕」は、
「はがゆさや憤りで自分の腕を握り締める」という意味の言葉です!
とても悔しがっていることを表します。
たとえば
「アディショナルタイムで得点を決められ扼腕した」
などと使われます。
実は小説の描写などでも見かける言葉。
というのも「切歯扼腕」という言葉があり、
非常に強く憤り、悔しく思うことを表す四字熟語なんです。
「悔しい」という言葉の表現には、
「遺憾」や「不本意」「癇癪」などがありますが、
そのなかでも「扼腕」はかなり強い悔しさを感じさせる言葉です。
また、悔しさをグッと堪えていることも表現されているので、
知っていると、人物の描写が深く理解できるのではないでしょうか。
覚えてしまえば簡単な「扼腕」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
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