男女問わずどの世代からも高い人気を誇る女優の上戸彩さん。『3年B組金八先生』でのシリアスな演技で一躍脚光を浴び、あっという間に国民的女優へと成長を遂げました。今回はそんな彼女の出演する主なドラマ作品をまとめてご紹介します。

上戸彩のプロフィール

生年月日:1985年9月14日
出身地:東京都
血液型:O型
所属事務所:オスカープロモーション

老若男女問わず好感度が高くCMやドラマなどテレビで見ない日はないほどの人気ぶりは結婚後も衰え知らずの上戸彩さん。

芸能界入りのきっかけは1997年、当時小学6年生の頃にエントリーした「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞したこと。3年後には『涙をふいて』で女優デビューを果たしました。

2001年、武田鉄矢さん主演の人気ドラマシリーズ『3年B組金八先生』で演じた性同一性障害の少女の役が話題となり、女優として一躍脚光を浴びました。

その後、女優としての活動と並行してソロでの歌手活動も開始しヒット曲を連発、タレントCM起用社数ランキングでは通算6回年間首位を獲得しており、これは女性では史上最多となっています。

今回はそんな上戸彩さんの主な出演ドラマをご紹介します。

最新出演ドラマは戦時中の大阪を舞台にした「僕が笑うと」

カンテレ開局60周年特別ドラマとして制作された本作に上戸彩さんがヒロインとして登場しています。

上戸彩は十三郎の妻役の鈴木誠子を演じた

V6の井ノ原快彦さん演じる主人公の植物研究者・鈴木重三郎の妻・鈴木誠子を演じたのが上戸彩さんです。子宝になかなか恵まれないながらも、いつかは母親になることを夢見る女性を演じています。

原作はなくオリジナル!5人の孤児を養子で引き取り育てた夫婦の話

テレビドラマの脚本を多数手掛けている尾崎将也さんのオリジナル脚本のもと、戦時中の大阪で孤児を引き取り養子として育てた夫婦の物語が描かれています。

上戸彩の出演ドラマ一覧

ここでは上戸彩さんの主な出演作を一気にご紹介します。子役の頃から活躍し、現在は二児の母となって落ち着いた演技をみせる女優となった上戸彩さんの見た目の成長や変化も含めて、ご紹介します。

「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」(2018年)

本城雅人さんの同名小説を実写化したスペシャルドラマです。ある未解決連続誘拐殺人事件を巡り新聞記者たちが奮闘する姿を追ったヒューマンサスペンス。上戸彩さんはヒロインの藤瀬祐里を演じています。

「アイムホーム」(2015年)

石坂啓さんの平成11年度第3回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した漫画『アイム ホーム』の実写ドラマ化作品です。火事によって記憶喪失になり、家族が仮面を被っているように見えるようになってしまった男と家族の物語。

上戸彩さんはその男の妻・家路恵を演じています。木村拓哉さんのテレビ朝日連続ドラマ初主演作品としても話題になりました。

「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(2014年)

ルイス・ブニュエル監督作品『昼顔』をオマージュしたオリジナル脚本。平凡に暮らす主婦がある事件をきっかけに知り合った妻のある男性とのダブル不倫に溺れていくという物語です。上戸彩さんは主人公の木下紗和を演じています。

「半沢直樹」(2013年)

原作は池井戸潤さんの小説半沢直樹シリーズで、劇中で登場する台詞が流行するなどして高視聴率を記録しました。物語はある銀行の内部不正に巻き込まれ、割りを食った男が復讐していくというものです。

上戸彩さんは物語のヒロイン、主人公・半沢直樹の妻で専業主婦の半沢花を演じています。

「いつか陽のあたる場所で」(2013年)

乃南アサさんの連作短編短編小説集が原作です。前科を隠しひっそりと暮らす二人の女性の共同生活をあたたかい目線で描いた物語。上戸彩さんはホストに貢ぐお金を手に入れるため犯罪に手を染めてしまう女子大生・小森谷芭子を演じています。

「金子みすゞ物語〜みんなちがってみんないい〜」(2012年)

童謡詩人・金子みすゞさんの一生を描いたスペシャルドラマで、上戸彩さんは主人公の金子テル(みすゞ)を演じています。

「みんなちがってみんないい」という名言の裏にある、金子みすゞさんの壮絶な生涯を演じた上戸彩さんの演技には、その後のさらなる飛躍を予感させるたしかな実力を感じさせる一作です。

「流れ星」(2010年)

フジテレビ主催の第21回ヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した『クラゲマリッジ』を原案に制作された月9ドラマで、臓器移植を通して人間同士の真実の愛を描くラブストーリーです。上戸彩さんは物語のヒロイン・槇原梨沙を演じています。

「10年先も君に恋して」(2010年)

ひとりの女性と、その女性の将来夫になる現在の恋人と、未来からやってきた夫との可笑しな三角関係を描いた、タイムスリップ系ラブストーリーです。上戸彩さんは主人公の小野沢里花を演じています。

「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」(2010~2018年)

フジテレビの人気刑事ドラマシリーズで、上戸彩さんは桜木泉役として全シリーズに出演しています。Season1・2では主演を務めています。

日常生活を疎かにするほど捜査に熱中してしまう反面、被害者遺族の気持ちに寄り添い過ぎてしまう優しい一面も持つ女刑事を演じた上戸彩さん。これまであまりみせることのなかった表情も好評でした。

「愛はみえる〜全盲夫婦に宿った小さな命」(2010年)

夫婦ともに全盲である2人の日常と夢を描いたノンフィクションドラマです。上戸彩さんは主人公の立花樹里を演じています。

「婚カツ!」(2009年)

ある未婚草食系男子の「結婚の予定がある」という軽はずみな嘘を発端に、就活と婚活をいやが応にも迫られる姿を描いたドラマ。上戸彩さんは物語のヒロインで主人公の実家のとんかつ屋で働くアルバイト店員・飛田春乃を演じています。

「セレブと貧乏太郎」(2008年)

貧富の差のある2人の男女の恋を描いたラブストーリーで、上戸彩さんは主人公の令嬢・美田園アリスを演じています。

「ホカベン」(2008年)

原作・中嶋博行さん、作画・カワラニサイさんの同名漫画を原作に、主人公の性別を男性から女性へと置き換えドラマ化されたものです。新米弁護士が様々な人や事件に立ち向かう物語で、上戸彩さんは主人公の堂本灯を演じています。

「暴れん坊ママ」(2007年)

バツイチの男性と結婚した女性が色々な出来事を乗り越え、連れ子との絆を深めていくホームコメディです。上戸彩さんは主人公の”暴れん坊ママ”・川野あゆを演じています。

「輪違屋糸里〜女たちの新撰組〜」(2007年)

原作は浅田次郎さんの時代小説で、京都島原の天神・糸里を主人公に新撰組初期に起こった新撰組筆頭局長・芹沢鴨暗殺事件とその抗争に巻き込まれていく女たちの運命を描いた物語です。上戸彩さんは主人公の糸里を演じています。

「ホテリアー」(2007年)

2001年に韓国で放送された同名ドラマのリメイク。一流ホテルを舞台にそこで巻き起こる事件や人間模様を描いた物語で、上戸彩さんは主人公の小田桐杏子を演じています。

「李香蘭」(2007年)

歌手・女優として昭和の時代に活躍した李香蘭の半生を描いた2夜連続のスペシャルドラマ。上戸彩さんは主人公の李香蘭を演じています。