本館、別館、離れの3つの建物からなり、本館は登録有形文化財に指定されている「箱根小涌園 三河屋旅館」。創業140年の歴史を持つ旅館ですが、2020年10月にリニューアルオープンしました。ノスタルジックな気分に浸れる三河屋旅館を、実際に宿泊した筆者がご紹介いたします!
四季折々の表情を楽しめる自然豊かな「箱根小涌園 三河屋旅館」
東京から車で約2時間ほどの場所にあるこちらの旅館は、眼下に広がる箱根連山、そして「蓬莱園」が目の前にあります。「蓬莱園」は、三河屋旅館の創業者が開いた、旅館の眼の前にある広大な庭園。ツツジの名所で、毎年4月下旬から5月中旬まで3万株のツツジが咲き誇ります。他にも、春は桜、秋は紅葉と1年中楽しめるんですよ。
三河屋旅館に滞在した場合には、朝食後などにゆっくり蓬莱園をお散歩することもできますよ。
本館は登録有形文化財!ノスタルジックな時間旅行へ
明治から続く歴史のある三河屋旅館本館には、画家の竹久夢二や、歌人の与謝野晶子など著名な方も宿泊したことがあるそうです。リニューアル後も、本館は大正期のままの面影を留めており、国の有形文化財に指定されています。過去にタイムスリップしたような雰囲気で、非日常を感じられることでしょう。
本館には三河屋旅館の資料館も
館内には、この旅館についての資料館があります。過去の写真はもちろん、その昔フロントで使用されていたであろう鍵収納の箱、ポスターなど興味深いものが展示してあり旅館の歴史を感じさせます。自由に見学できるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。