「通勤時間、スマホをいじる以外のことができない」「この1時間があれば、洗濯と明日のお弁当の準備ができるのに…」と考えたことはありませんか??

自分の通勤時間は長すぎる?と疑問を持ったワーママのために、先輩ワーママの通勤時間や体験談をまとめました。通勤時間に関する悩みを減らして、時間を有効に使いましょう。

1.【リアルワーママに聞いた!】ワーママの通勤時間は?

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

自分の通勤時間は他のワーママと比べて長いのか短いのか?そう疑問に思った方もいるのでは。そこで、実際に正社員として働きながら子育てをする4人の女性にインタビューを実施し、リアルワーママの通勤時間を調査しました。

(1)ワーママ・ワーパパの平均通勤時間は?

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

平成28年に総務省が行った「社会生活基本調査」によると、ライフステージ・行動の種類別の通勤時間は、子育て期の夫・妻が片道平均59分、子育て期のひとり親で片道61分という調査結果でした。この二つの調査結果から、ワーママ・ワーパパの平均通勤時間は片道60分ということがわかりました。

また同調査によると、独身の方と、子どものいない夫婦を合わせた平均通勤時間は片道36分でした。子どもがいない世帯に比べると、ワーママ・ワーパパの平均通勤時間は長めになっているようです。

ワーママ・ワーパパの通勤時間が長くなる背景としては、

  • 子育てに適する環境やサポートサービスを優先し、郊外やベッドタウンを選んだ
  • 私立学校や習い事に通う子どもの通学時間を優先した
  • 養育費のため、広めの家に住みつつも家賃が抑えられる郊外に引っ越した

などが考えられます。

(2)ワーママが考える通勤時間の許容範囲は?

「パートナーや子どもの都合で通勤時間が長くなるとしたら、どの範囲まで許容できるか」という問いに対しては、1時間半以内であれば許容できると答え方が多くなりました。

通勤に1時間半はそこそこ長いと思うのですが、パートナーや子どものことを考えて長い通勤時間を許容しているワーママさんは多いのかも。インタビューをした方々の平均通勤時間が1時間を超える結果に納得できます。

(3)ワーママが考える理想の通勤時間は?

「理想の通勤時間は何分以内か」という問いには、30分以内と答えた方が1番多かったです。家庭と仕事を切り替えるにはある程度の通勤時間がある方が気持ちの面でも良いという人も。

2.【通勤時間別】こんなに違う?ワーママの1日スケジュール

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

【通勤時間30分~1時間】ワーママの1日スケジュール

Aさん(40代)フルタイムで勤務
子どもの年齢 中3(14歳)、小6(11歳)、小3(8歳)

Aさんのお子さんが小学生に上がるまで、どのような1日を過ごしていたか当時のスケジュールをお聞きしました。

6:30 起床
シャワーを浴び、子供の着替えをさせる(その後子供はテレビ)。
自分の身支や洗濯、ゴミなどの処理を行う。
7:45 保育園預け
9:00 〜 18:00 勤務
19:30 保育園お迎え
20:00 子供と自分で夕食
(コンビニや出前、惣菜を買ってくる)
21:00 洗濯(前日分をたたむ、洗濯機を回す)したり、片付け、お風呂、子供の歯磨きなど。翌日の保育園の準備も。
23:00 就寝

基本的にはこのスケジュールで生活していましたが、たまに夫が保育園へ連れて行ってくれたり、息抜きとして地域の子ども預かりサービスを利用して夫婦で夕食に行ったりすることもありました。
子どもが大きくなるにつれ、子どもと話す時間が増えたり、食事の準備・片付けが増えたりと、別の家事が増え、子どもが保育園に通っていた時よりも今の方が忙しいです。また、子どもが習い事や部活を始めるとそれに伴い家族のスケジュールも複雑になるので把握するのが大変です。

【通勤時間1時間以上】ワーママの1日スケジュール

Bさん(未回答)フルタイムで勤務
子どもの年齢(未回答)

Bさんのお子さんが小学生に上がるまで、どのような1日を過ごしていたか当時のスケジュールをお聞きしました。

6:20 起床、子どもや自分の朝の準備、朝食
7:10 夫と子ども出発
8:30~16:00 勤務
17:30 子どもを保育園にお迎え&買い物
18:00 帰宅、子供のご飯
19:00 子どもとお風呂
20:00 子ども寝かしつけ&ごはんの準備
20:30~21:00 夜ごはん
24:00 就寝

朝は短い時間で子どもや自分の支度に加え、朝食の準備もしなければならなかったのですごく忙しかったです。また、夜は子どもにご飯を食べさせることが大変だったので、自分は夕食を一緒に食べずに、子どもが寝てから食べていました。