ボン・ジョヴィボン・ジョヴィ Photo: Mark Seliger

アルバムの全世界売り上げは1億3000万枚。これまでに50カ国の国々でコンサートを行い、延べ3500万人のファンを魅了、コンサートのチケット売り上げはここ10年間だけ10億ドル(約1,470億円)を記録し、2018年には「ロックの殿堂」入りもしているロック界のスーパー・グループ、ボン・ジョヴィ

今年デビュー40周年を迎えたボン・ジョヴィが、前作『2020』から4年ぶりとなるニュー・アルバム『フォーエヴァー』を6月7日(金)に世界同時発売することを発表した。同アルバムについてリーダーのジョン・ボン・ジョヴィは「このアルバムの出来に本当に満足しているんだ。サウンドもソングライティングもここ20年で発売したアルバムの中で最高のものになった。ファンのみんなも気に入ってくれると思うよ」とコメントしている。

そしてアルバムから先行配信されたファースト・シングル曲「レジェンダリー」が、フジテレビ系で4月スタートの水10ドラマ『ブルーモーメント』(主演・山下智久、ヒロイン・出口夏希、共演・水上恒司、夏帆 他)の主題歌に決定した。ボン・ジョヴィが日本のドラマ主題歌を担当するのは2000年4月以来、実に24年ぶり。さらに、フジテレビ系ドラマの主題歌を担当するのは初となる。

『ブルーモーメント』は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。コミックスは2巻まで発刊しており(3巻は2024年4月8日発売)、ファンの間で映像化が強く待ち望まれてきた人気作品だ。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。

ボン・ジョヴィが本作のコンセプトを聞いて楽曲をセレクトし、アルバムのファースト・シングル曲として決定した「レジェンダリー」。ポジティブなメッセージとサウンドで、すべての世代を勇気づける“応援歌”といえる楽曲がドラマのストーリーと融合し、大きな感動を届けてくれるだろう。

主題歌『レジェンダリー』の配信もアルバムの解禁と同時にスタートし(https://umj.lnk.to/BJ_Legendary)、またMVも公開され、早くも全世界から注目を集めている。

2月のグラミーではジョン・ボン・ジョヴィは2024年度「ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」(社会貢献が最も評価されたアーティストに贈られる賞)を受賞し、祭典ではブルース・スプリングスティーン、サミー・ヘイガー、シャナイア・トゥエイン他によるボン・ジョヴィのトリビュート・ライヴも行われたばかり。ミュージケアーズ受賞に続き、ニュー・アルバム『フォーエヴァー』、そして新曲「レジェンダリー」のドラマ主題歌決定で、記念すべき40周年イヤーを華々しくスタートしたボン・ジョヴィ。アルバムを引っ提げての久々のジャパン・ツアーも期待される。会場が一体となって合唱するであろう新たなアンセム「レジェンダリー」をコンサートで聴けるのも、それほど遠い先のことではないだろう。いよいよ本格始動したボン・ジョヴィの動きから今年はしばらく目が離せなそうだ。