6日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、人前で食事をすることでストレスにより症状が出てしまう「会食恐怖症」について掘り下げ。

子供時代に、学校の給食などで食事を強要されたこともきっかけになることもあると紹介し、司会の谷原章介さんは自身の子育てと食育についても振り返りました。

■給食完食を強要されて体調不良に

同番組で取材した会食恐怖症に悩む20代の男性は、小学校時代に完食を強要されて昼休み以降も給食を食べ続けさせられたことがトラウマになっているそうです。

その結果、給食の時間に席につくこともできなくなり、保健室に連れて行かれるなど体調不良になってしまったとのこと。

現在でも目上の人との食事に尻込みしてしまうことがあり、食事を楽しむことができないと話します。

■「吐き気」や「動悸」などの身体症状も

会食恐怖症の定義は「人との食事やその場面を想像すると不安感に襲われ身体症状が現れる」というもの。

その不安を避けようとすることによって、友人関係・恋愛・仕事などに支障がでる状態が半年以上続くとされています。

「会食」は大人数で食事をすることだけを指すわけでなく、2人で食事をして症状が出る人も。具体的には、「吐き気」や「食べ物が飲み込めない」、「動悸」、「ふるえ」、「顔面蒼白」などの症状がでやすいとのことです。