まもなく東日本大震災から13年を迎え、今年は元日に能登半島で巨大地震が発生したりと、改めて防災について考えた人は多いのではないでしょうか。

大きな自然災害に見舞われたとき、被災地でとくに困ることの1つとして、今回の震災でも改めて注目された問題があります。

■災害時の「トイレ問題」

元日の地震発生直後、石川県内では最大でおよそ11万戸が断水したと報じられており、復旧までにかなり時間がかかった地域も。

避難所ではトイレや衛生面の問題が深刻化したことも、全国に大きく報じられました。

そうしたなか、お笑いコンビ・サンドウィッチマン(伊達みきおさん、富澤たけしさん)が東日本大震災を受けて開設した義援金から、宮城県気仙沼市へ贈ったトイレトレーラーが石川県へ入ったことも、大きな話題に。

■3.11でも「トイレが全く足りない状況に」

その際に、伊達さんは自身のAmeba公式ブログにて「避難所で一番大変なのがトイレ。食料やお水などの救援物資は次第に届きますが、トイレが全く足りない状況になります」と自身の経験からコメント。

続けて、「トイレトレーラーには、車椅子用トイレも1つあります。更に、大量のトイレットペーパーと防災備蓄ゼリーも大量に積み込んであります」ともつづられ、実際に必要となる細々とした物資や設備についても、改めて考えさせられます。