『大奥』の視聴率推移、初回6.7%が自己ベスト

 『大奥』といえば、将軍に仕える女性同士の熾烈な戦い、また彼女らを取り巻く人間模様などが描かれる。今作でも、家治との政略結婚を強いられた公家の娘・倫子が、京から渡った大奥でさまざまな試練に向き合うストーリーを展開している。

 放送枠の「木曜劇場」は高視聴率をマークするのが難しい枠で、2020年代では同7月期の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(石原さとみ主演)第4話の平均世帯視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が唯一の2ケタ台を記録。22年10月期に放送され業界内外で注目を集めた『silent』(川口春奈主演)でさえ1ケタ台を連発していたほどの“死に枠”だ。

「残念ながら『大奥』も、今のところ初回6.7%が自己ベスト。第2話で一気に4.7%までダウンし、第3話は5.0%に回復したものの、以降4.6%(第4話)、4.2%(第5~6話同率)、4.5%(第7~8話同率)となっており、最終回に向け、2ケタ台到達は厳しくてもせめて自己ベスト更新できれば……というところです」(芸能ライター)