3位の『マイホームヒーロー』苦戦スタート、口コミは賛否両論

 『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は今回2位に後退し、3位には佐々木蔵之が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)が初登場。「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名漫画(原作・山川直輝氏、作画・朝基まさし氏)を実写化した作品だ。

 昨年10月期には、佐々木主演の深夜ドラマ(TBS系)も放送。映画はその完結編で、愛娘である零花(元乃木坂46・齋藤飛鳥)に危害を加えようとした彼氏を殺害した主人公のサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木)の“7年後”のエピソードを展開する。

 初日から3日間の成績でトップ3に入ったというと聞こえはいいが、観客動員は8万1000人、興収は1億1000万円。全国348スクリーンの大規模で上映を開始したことを踏まえると、ロケットスタートとはいえず、やや苦戦気味だ。

 同作を鑑賞したネットユーザーからは賛否両論。「佐々木さんや飛鳥ちゃんは悪くないけど展開が雑」「ドラマを見ていないとついていけないかも」といった苦言が出ている一方、「思ったより楽しめた」「面白いしテンポもいい」などポジティブな意見も寄せられているだけに、少しでもいい口コミが広がって集客につながるよう祈りたい。