■「準える」の意味は…

「準える」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)で調べてみると、以下のように記載されています。

①ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす。擬する。なずらえる。
例:人生を航海に準える

②まねて作る。にせる。なずらえる。
例:正倉院に準えた造り

類語は「例える」「見立てる」「見なす」などがあります。

■「準える」のほかにも「准える」「擬える」

また、「なぞらえる」は、ほかに「准える」「擬える」と表すこともありますが、どれも意味は同じで使い分けることはありません。

しかし、それぞれの漢字が持つ意味は以下のように少しずつ違います。

準:① 水平を計る道具。みずもり ②物事をはかるよりどころ ③なぞらえる。のっとる④正式に似た扱いをする。

准:① 主たるものになぞらえる。準ずる ②ゆるす。承認する

擬:①どうしようかとはかり考える。思案する ② 他のものと引き比べてみる。本物らしく似せる。なぞらえる

漢字をきちんと使い分けたい人は、ぜひ参考にしてみてください!

■執筆者プロフィール

丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。


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