Photo:Chelsea Lauren / BEI / Shutterstock(左)、Rob Latour / Shutterstock(右)Photo:Chelsea Lauren / BEI / Shutterstock(左)、Rob Latour / Shutterstock(右)

ライアン・ゴズリングが、アカデミー賞授賞式で歌を披露した。

現地時間3月10日、第96回アカデミー賞の授賞式が開催。ライアン・ゴズリングは、歌曲賞にノミネートされていた「I’m Just Ken」をステージで披露した。この楽曲は大ヒット映画『バービー』でゴズリングが歌ったものだ。

【動画】「I’m Just Ken」アカデミー賞授賞式にて

Ryan Gosling Performs "I'm Just Ken" | Academy Awards 2024
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ゴズリングのパフォーマンスは会場の座席からスタート。主人公バービー役を演じたマーゴット・ロビーや主題歌を歌ったビリー・アイリッシュに満面の笑みで送り出されたゴズリングは、ステージに登っていった。ステージは本作らしくピンク色に彩られ、男性(=ケン)ダンサーが集結。よく見るとダンサーと一緒に出てきたのは、映画でゴズリングと同じく「ケン」を演じた面々-シム・リウキングズリー・ベン=アディルチュティ・ガトゥらも顔をそろえている。

ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストとしても知られるスラッシュが早弾きのギターソロも披露。続けてゴズリングは会場のグレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビー、アメリカ・フェレーラといった『バービー』チームにもマイクを向け、彼女たちも一緒に歌う。さらに彼が過去に『ラ・ラ・ランド』で共演したエマ・ストーンも合唱に参加した。(このせいで彼女のドレスは壊れたとか…。)

Photo:Chelsea Lauren / BEI / Shutterstock

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このパフォーマンスはある映画に捧げたオマージュ?

Photo:Rob Latour / Shutterstock

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今作のパフォーマンスはただにぎやかで楽しかっただけではない。今回のステージでの構図は、おそらくマリリン・モンローの代表作のひとる『紳士は金髪がお好き』(1953)のオマージュだろう。同作においてモンローが披露した「Diamonds Are a Girl’s Best Friend(ダイヤが一番)」に非常に似ているのだ。

アカデミー賞の授賞式らしい映画愛にあふれるステージに、会場も大きな盛り上がりを見せていた。

さらに『バービー』からは、同じく歌曲賞にノミネートされたビリー・アイリッシュ(&フィニアス・オコネル)の「What Was I Made for?」が見事歌曲賞を受賞している。