スカーレット・ヨハンソンの演技力が光る3作品

スカーレットヨハンソンの若い頃と現在あまり変わらない?比較を画像で解説!
(画像=映画.com、『Sorte plus』より引用)

続いて、スカーレット・ヨハンソンの演技力が光るおすすめ3作品を紹介します。若い頃の作品でハリウッドから注目され始めるきっかけとなった『ゴーストワールド』から、脱小役作品でもある『ロスト・イン・トランスレーション』、最近の作品の『ジョジョ・ラビット』をピックアップしました。

スカーレット・ヨハンソンの若い頃の姿や演技も楽しめるので、観たことない作品はぜひチェックしてみて下さい。

作品①ゴーストワールド

『ゴーストワールド』は2001年に公開されたダニエル・クロウズのコミック『ゴーストワールド』を映画化したコメディ作品です。イーニドとレベッカは、同級生や家族のことを冷めた目で見ており自分は周りとは違うと考える者同士で親友でした。

高校卒業後はお互いに実家を出てルームシェアをしようと企てていた二人ですが、進学も就職も決まっていないため卒業後も何の目的もなくフラフラと毎日を過ごします。そんな中、出会い系雑誌にいたずらで応募してひっかけた中年男性と出会うことで、二人の関係に変化が生まれていくのでした。

『ゴーストワールド』はティーンズ作品で、学生から社会人へ切り替えていく若者の心情がリアルに描かれています。誰でも学生時代は、多くの大人のようにただの凡人になりたくないと葛藤したことはあるのではないでしょうか。イーニドとレベッカの二人の変化も見どころなのでチェックしてみて下さい。

作品②ロスト・イン・トランスレーション

『ロスト・イン・トランスレーション』は、2003年に製作されたラブストーリー作品です。ハリウッドの映画スター、ボブ・ハリスはCM撮影のため東京に来ていました。最近ではめっきり映画のオファーもなくなってしまったため、200万ドルのギャラが貰えるCM撮影に懸けています。

ところが、言葉の壁があるため撮影は中々上手くいかず、滞在しているホテルでも寝付けないほどストレスを抱え、バーで過ごしました。一方、同じホテルに滞在しているシャーロットも、旦那の仕事に付き添いで東京へ来たもののホテルに置き去りにされ続けており不眠気味になっています。

スカーレットヨハンソンの若い頃と現在あまり変わらない?比較を画像で解説!
(画像=映画.com、『Sorte plus』より引用)

シャーロットもボブ・ハリスと同じく夜が深くなるとバーに顔を出すようになり、二人はいつしか抱いてはいけない感情を持ち始めるのでした。

『ロスト・イン・トランスレーション』は、スカーレット・ヨハンソンが脱子役をした作品で、歳の差のある既婚者同士の男女の恋愛模様を描いています。当時18歳のスカーレット・ヨハンソンの大人な女性の演技に必見です。

作品③ジョジョ・ラビット

『ジョジョ・ラビット』は、2020年1月17日より日本公開された第二次世界大戦時の少年の物語です。第二次世界大戦真っただ中のドイツにヨハネス・ジョジョ・ベツラーと言う10歳の少年が住んでいました。ジョジョは母親と二人暮らしをしており、最近姉をインフルエンザで亡くしています。

ジョジョはまだ10歳と言うことで戦争や国についてもあまりわかっておらず、彼のイマジナリー・フレンドであるアドルフ・ヒトラーにユダヤ人の扱い方や反ユダヤ人主義を面白おかしく教えてもらうのです。

ジョジョの空想の中ではヒトラーは友人で父親のような存在で、初めは慕っているのですが、時が経つにつれ社会の状況や自身の成長と共に違和感に気づいていくのでした。