兵庫県たつの市、城下町として栄えた町で風情ある町並みが魅力です。お城を中心にコンパクトにまとまっており、散策で巡るのがおすすめです。龍野の必見スポットや名産品など「龍野」の見所を紹介します。
龍野のシンボル「龍野城」
鶏籠山（けいろうさん）の山頂に赤松村秀（あかまつむらひで）によって築かれた山城と、脇坂安政（わきざかやすまさ）によって山麓に築かれた平山城からなるお城で、現在は平山城跡に本丸御殿や、町のシンボルでもある美しい白亜の城壁、多聞櫓（たもんやぐら）や隅櫓（すみやぐら）などが復元されています。
美しい庭園心洗われる「聚遠亭（しゅうえんてい）」
龍野藩主であった脇坂氏の上屋敷後にある、桃山時代の書院造を模した数寄屋風建築の「茶室」と美しい日本庭園に癒されるスポットです。茶室や庭園の美しさも魅力ですが、庭園から龍野城の城下町越しに淡路島や瀬戸内海の島々を望む眺望も美しい庭園です。紅葉の名所としても知られているスポットです。
藩祖をお祀りする「龍野神社」
龍野藩9代藩主「脇坂安宅」が藩邸敷地内に、脇坂家の初代で賤ケ岳七本鎗で知られる「脇坂安治公」を主祭神として祀り1862年に創建した神社です。
神輿の前後を甲冑武者や子供武者、総勢三百余人が行列をつくって城下町を練り歩く例祭（例年4月上旬の日曜日）は、龍野を代表するお祭りで例年多くの観光客が訪れます。
一足伸ばしてランチタイム「そうめんの里」
たつの市がある西播磨地域の伝統産業である「そうめん」、全国区で知られる手延べそうめん「揖保乃糸」の多くはたつの市で生産されています。
市内にある「揖保乃糸資料館 そうめんの里」では、そうめんの歴史と製造工程が詳しく紹介されている他、工場見学やそうめんを直接購入できるショップなどが楽しめます。館内にはそうめんを提供するレストランも入っており、ランチに地物との名産を味わう事ができます。
たつの市民の憩いの場「龍野公園」
龍野城跡がある鶏籠山の南西麓および的場山（394m）南麓一帯に広がる広大な公園で、春は桜の名所、秋は紅葉の名所として知られ、春の「桜まつり」の時期には多くの花見客が訪れる公園です。
公園内には小さなお子様に人気の動物園や、龍野出身の作詞家「三木露風」が作詞した童謡「赤とんぼ」歌詞が刻まれた記念碑が建つ「童謡の小径」、広々としたグランドがあり、たつの市民の憩いの公園となっております。
