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「販ぐ」の読み方をご存じでしょうか?

「販売(はんばい)」や「販路(はんろ)」などでよく見かける「はん」という字ですが、「はんぐ」と読むのは間違いです。

とはいっても「はん」以外の読み方を知っている方は少ないのでは…

簡単そうに見えて読めない漢字って、実はたくさんあるんです。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「販ぐ」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇ぐ」の3文字です
  2. 意味は「販売」と同じ
  3. 「雅語(がご)」と呼ばれる言葉のひとつ

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「販ぐ」の読み方!正解は!?

正解は「ひさぐ」です!

「販ぐ(ひさぐ)」とは、「あきなう」「あきないをする」「売る」という意味で、まさに「販売」と同じになります。

ちなみに、「あきない」は一般には「商い」と書きますが、「販い」と書いても「あきない」と読むことができますよ。

ヒントの3番にあるように「ひさぐ」は「雅語(がご)」と呼ばれる言葉のひとつで、日常会話では使わないような趣ある上品な言葉のことです。

たとえば、半月のことを「弓張月(ゆみはりづき)」と呼ぶのも雅語になります。

このような単語をいくつか知っておくことも、教養ある日本人として大切ですね。

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