バイオリズムとは?
占いの世界で欠かせないバイオリズム。言葉を聞いた事のある方は多いと思いますが、詳細はどんなものか知らない人がほとんどです。どんな内容を指すのでしょうか。
科学的には生物の生態リズムのこと
辞書で調べてみるとバイオリズムはふたつの意味を指していることがわかり、「大辞林」では以下のように解説されています。
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大辞林 第三版の解説 バイオリズム【biorhythm】 ①⇒ 生体せいたいリズム②人間の知性・感情・身体の変化の周期性。運命判断の手法として用いられる。引用元:コトバンク
①は心臓のリズム、睡眠のリズム、ホルモンバランス変化の周期など人体科学的なカテゴリーの言葉として分類されています。今回説明する意味はこちらではなく、②番の「運命判断の手法」としてのバイオリズムです。
占いの世界では人の変化の周期を指す
人には発達した脳があり、感情と身体に加え知性が絡み合い複雑な状態で生きています。周期的に好調・不調の波があるのは生きていると分かると思います。
生年月日や出生時間からバイオリズムが診断できると言われていて、その情報から周期を割り出します。仕事や恋愛に活かすことが可能で、広い世代に愛されている占いなんですよ。
バイオリズムの基本は「身体」「感情」「知性」
人は3つの要素によってリズムが変わり、心や身体の状態を知ることができます。バイオリズム占いで知ることができることを学んでいきましょう。
「身体」
体力や持久力など、肉体的な状態を指します。体調に影響すると言われていて、このリズムが上向いているときはイベントや仕事で体力を発揮できます。仕事で山場を迎えていたり、旅行を控えているときに身体のリズムが好調だといいでしょう。
逆に落ち込んでしまったときは、そんなに体力を使っていないのに疲れがたまってしまいます。低調している時期に無理すると怪我や病気に悩んでしまう場合がありますよ。
頑張っていいとき、休むべきときを見極めるのに身体のリズムを知っておくといいでしょう。
「感情」
心に直接関係しているリズムで、好調だと楽しく気持ちが上向きになります。仕事やプライベートで上手いことが続く時期。特に恋愛の場面では「感情リズムが乗っていると彼といるのが楽しい」と感じるでしょう。
一方低迷しているときは原因が分からずもやもやしたり、イライラして人に当たったりしてしまう可能性があります。人間関係が上手くいかない…というときは感情のリズムが不安定になってしまっているのかもしれません。
感情が好調なときはデートをすると幸せな気分になれます。低調なときはあまり悩みを考えすぎずリラックスしてぼーっと過ごすのに適しているでしょう。
「知性」
仕事や学業で頭を使うときに知性が好調だとうまくいきます。新しいアイディアを出したり、勉強をして知識を吸収したいときは好調期にどんどん吸収できますよ。
判断力が冴えていますので、大きなジャッジを下すときにいいでしょう。大きな買い物をする、旅行を計画する、進学や就職を考えるとき…そう、考える力が満ちているのが知性の好調期なんです。
知性が落ち込んでいるときには「普段こんなことでつまづかないのに」と小さいミスをしてしまいがちになります。
グラフの見方
上で解説した3つの要素は、グラフ化して見るのが一般的です。ぱっとみて簡単に自分の状態が分かるくらい簡単なので「グラフって難しそう」と心配しなくても大丈夫ですよ。
まずは表示させてみよう
インターネットで検索すると、無料ですぐに診断することができます。自分の生年月日を打ち込むだけで大丈夫!!1カ月分のグラフをまず出してみましょう。シンプルな表で男女問わず利用者が多いのがCASIO計算や実務に役立つ高精度計算サイトです。1分で簡単に表示させることができますよ。
x軸が日付、y軸がコンディション
グラフを見ると横線が日付になっていて、右に行くほど未来に進みます。縦線はそれぞれの要素のコンディション度合いを示していています。時期によって3つの要素が連動していたり、ばらばらだったりと個人差があるんですよ。
好調と低調に分けられる
y軸を見ると好調・低調であるときが人目でわかります。好調なときは調子がいいのですが、たいていの人は「感情はいいのに知性は微妙」といった感じですべてがいいとは限りません。それぞれが低調なときにどう対処するかが大切になってきますよ。
要素別!低調期の対処法
人間ってとても複雑で、どこかが良ければ一方で何かが悪いということが良くあります。バイオリズムの3つの要素が落ち込んでいるとき、どう対処したらいいのかわかると日常生活に役に立ちますね。
身体のコントロール
だるい、疲れた…そんな状態なら身体が低調期に入っている状態です。感情や知性が安定していて気持ちは落ち着いていても、身体がついていかないとつらいですよね。
それならしっかりと栄養をとって睡眠をとることが大切です。食べ物の消化力が弱っていますので、胃にやさしい食事を取るのがいいですよ。寝るときは部屋を暗くするとエネルギーが充電できます。アイマスクをして光を遮断した状態で就寝すると効果抜群です。
感情のコントロール
なんだか分からないけどイライラする…そんな時は感情が落ち込んでいます。むやみに人と接すると喧嘩してしまったり、物事が悪い方向に行ってしまいがちです。
なるべく一人でいられる時間を作って、落ち着く音楽やアロマで心を休めてあげてください。寝る前の一時間暗い前に部屋の蛍光灯を消し、やわらかい間接照明に切り替えると落ち着きやすくなります。
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知性のコントロール
思考が働かない、勉強が頭に入ってこないときは知性のリズムが落ち込んでいる証拠。頑張ってもなかなか実になりませんので、思い切って頭をリフレッシュさせるといいでしょう。
少し心拍数を上げる程度の軽いウォーキングは知性を復活させるのに向いています。ミントの香りは脳内をリフレッシュさせ明晰さを取り戻せますので、ちょっと強めのミントガムを噛むといいですよ。
y軸が0のときは要注意
低調のときにしっかり対策することも大切ですが、肝心なのは「0」になっているとき。ここでは気が乱れ失敗をしてしまう可能性があるんです。ゼロに差し掛かったときは無理をせず、運転や作業をするときはいつもより気を引き締めるようにしてください。