念願の資格は取得できたけれど、勉強した知識を自分のものにできていないかも…と思っている方必見! 今回は、2年半薬膳の資格取得に奮闘してOLからフリーランスになった筆者の経験談も交えながら、学んだ知識を自分のものにするステップをご紹介します。
Step1. すきま時間にMyQ&Aで知識のインプット&アウトプットを
トイレや、通勤時間、お茶をいれている時間など、手はふさがっていても頭の中に余白ができる瞬間ってありますよね。そんな時にオススメしたいのが自分に問題を出題する“MyQ&A”。
単語帳などを使うのではなく、今まで勉強してきたことを思い出して自分で問題をつくり、自分でその問題に答えるという形です。例えば「Q:冷えにいい食材は?」「A:生姜、たまねぎ、ニラの温め食材と胃腸を労わる食材!」という感じです。声に出さなくても心の声でOK。
こうやって自分に問題を出すことをしていると、すらすら答えられる問題と答えられない問題が明確になってきます。答えられない部分については後でテキストを見返して勉強を深めて、またQ&Aをやっていく…これを繰り返していけば、着実に知識が定着してくるはずです。
この方法は、仕事と資格勉強、そして起業準備へと毎日めまぐるしい生活の中でもどうにか学んだ知識を定着させたいと悩んだ時に思いついた方法です。決められた問題を解くのではなく自分で問題を考え答えることで、学んだ知恵が活かせる知恵へと変わったように思います。
Step2. エアー会話でアウトプット
Step1で知識が定着してきたならば、今度は誰か話すことを前提にした“エアー会話”をしてみましょう。できればお客様に相談されたりすることを想定するといいと思います。
筆者を例に出すと、体調のお悩みでよく聞かれるであろうことを想定して会話を進めていました。「疲れた時は何を食べたらいいですか?」「そうですね、疲れた時には山芋、お米、お豆類、鶏肉がおすすめです」「これを使ってどんなメニューがいいでしょうか?」「鶏肉と山芋をお醤油やみりん、酒で甘じょっぱく炒めるのがオススメですね」と、いうイメージ。
このように、自分の持っている知識を実際に人に話すことを想定することでどうやったら人に伝えやすくなるかの観点で話す練習にもなりますので、これから学んだ知識を仕事として活かしていきたいという人に特にオススメな方法です。