整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

1年のうち、362日くらいをリュックで過ごす理由

わたしは1年のうち、362日くらいをリュックで過ごしています。

リュック以外のバッグで外出するのは、娘と旅行に行ったとき、学校行事のときなどの数日だけ。平日は、毎日ノートパソコンを持ち歩き、週末は、ピラティスウェアや着替え、水筒、合間に読みたい本を持ち歩く。それを肩掛けのバッグで持ち歩いてしまうと、きき肩? の左肩に負担がかかることになってしまうのを避けたい、というのが一番の理由です。

また、できるだけ両手をあけておきたいのも理由です。手がふさがってしまうと、なんだか落ち着かない。そして、スマホを使いやすいようにしておきたい、という気持ちもあります。

さらに、「背後をとられる」のが苦手なわたしは、リュックを持つことで、背中を「守られている」ような気もして落ち着きます…。

とにかく、リュックが大好きなのです。

社会人になったばかりのときは、「仕事をする人なのにリュックはいかがなものか」と怒られたこともありました。今の職場はリュックで出社もOKな上、リモートワーク生活なので堂々と? 毎日リュックで過ごせます。うれしい。リュック生活のおかげで…。

・バッグ欲がほとんど生まれない

持っているのはリュック1つ、学校行事用の黒いシンプルなバッグ、旅行に行ったときに使うショルダーバッグの3つ。
他に持っているのは、サブバッグとして使う小さなトートバッグとエコバッグです。バッグの数は、高校生の娘にとっくにぬかれました。

・欲しいのはリュックだけなので、探すのが楽

黒、PCが入る、シンプルな形、荷物を整理しやすいつくりのリュックをいつも探しています。そういう意味ではバッグ欲は強いのかもしれません。
出かけたときに好みのリュックを持っている人を見ると、「それ、どこのですか…?」と聞きたくなります。

・服選びも楽

リュックだとどうしてもカジュアルな雰囲気になってしまうので、服はスカートをはくことででバランスをとるようになり、服装選びにも迷いません。

わたしのカバン生活は、こんな風にとてもシンプルです。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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