それにしても記者から求められたからといって、サービス精神旺盛すぎるようにも思えるが、そこは大橋社長の「特徴」が如実に表れているとの指摘がある。

「読売新聞出身の社長はにわかテレビマン気取りで、とにかく勧善懲悪を推進したい考えの持ち主。“はみ出した”スタッフに苦言を呈すなど、テレビ局の古き良き慣習をぶった切る癖があります。それなのに自分はビッグマウスをよしとしてしまっている。だから社内外で以前より発言を問題視する声が多かったのです」(同前)

 1月18日には『ダウンタウンDX』を本来放送する予定だったが『秘密のケンミンSHOW』を急きょ2時間放送して対応した。

「松本人志が芸能活動休止したことで、年明け最初の収録が休止となりストックがなくなってしまいました。そのため『ケンミンSHOW』は、急きょ番組の総集編と関西をテーマにして新たに収録。緊急収録のためか、いつもはひな壇にご当地タレントが勢ぞろいするのに、この日は和歌山など、一部の県の出身のタレントがキャスティングされず苦肉の策だったのがよくわかる放送内容でした」(広告会社幹部)

 混乱はいつまで続くのだろうか?