「令和の米騒動」など場外戦で大いに話題を呼んでいる中日ドラゴンズ。2年連続セ・リーグ最下位にまっしぐらの様相だが、9月12日には堂上直倫、福田永将、大野奨太の選手3人が引退を決断したことを発表した。

「リーグ優勝の可能性がなくなり、日本シリーズ進出の可能性があるクライマックスシリーズ進出も消滅したことで、球団は来シーズンに向けての戦力整理を始めた格好です。10月26日にはドラフト会議もあるので、有力選手のポジションや獲得人数なども考慮しながら整理人員を次々と決めていかなければいけない。このうち大野は国内フリーエージェント権を行使して移籍しており、引退後も指導者やスカウトなど球団の仕事を引き続き行う見込みです」(球団OB)