4位:知床五湖

photo by ta03z14さん

知床八景のひとつに数えられる観光名所で、名前の通り、湿地帯に大小5つの湖沼が鑑賞できます。世界自然遺産に登録されたとおり、手つかずの森には野生の動植物がたくさん生息しており、自然の息づかいが感じられるスポットです。

photo by ta03z14さん

五湖をまわる「地上遊歩道」も整備されていますが、ヒグマの活動期(5月上旬〜7月末頃)は個人での散策は許可されておらず、登録引率者が引率するツアーへの参加が必要です。一湖まで設置されている「高架木道」についてはいつでも自由に散策でき、展望台から雄大な景色を楽しむことができます。

5位:釧路湿原国立公園

photo by やまぶきさん

釧路湿原の面積は18,290㎢で、これは全国で第二位の面積を有する岩手県(15,275㎢)をも凌駕する圧倒的な広さです。釧路市のほか釧路町、標茶(しべちゃ)町、鶴居(つるい)村の4市町村に広がっています。

早朝、朝焼けの時間にカヌーは出発。

人の生活圏から離れているため、特別天然記念物に指定されているタンチョウや湿原ならではの動植物も多く、それらの観察を目的とした展望台や散策用の木道、ノロッコ号なども整備されています。アウトドア派の人にとって、ここでのカヌーツアーは憧れのアクティビティの1つでもあります。

公園内にはいくつか展望台が設けられており、特に細岡展望台は湿原を象徴する釧路川の大きな蛇行と美しい夕日が見られることで人気です。

6位:オシンコシンの滝

photo by チェキさん

オシンコシンの滝は、日本の滝百選であるとともに知床八景にも認定されている迫力ある滝です。真正面から見ると途中で2つに分岐していることから「双美の滝」とも言われています。

滝の美しさはもちろんのこと、滝の上にある展望台からの眺めも絶景です。オホーツク海や知床連山を見渡せるほか、冬には接岸した流氷がオホーツク海を埋め尽くす白い大海原を眺めることができます。