今、副業は当たり前の時代になりました。「自分もやってみようかな」と思う人もいるかもしれません。でもちょっと待って。

今からお伝えする特徴に1つでも当てはまる人、要注意です。もしかしたら、心身ボロボロになるかもしれません。今回は「副業で大失敗する人の特徴」を3つ紹介します。

特徴1:家族の理解が得られない

副業で最もネックになるのが「家族の理解が得られない」ことです。副業に精を出してばかりいたら、「なぜ休みの日まで仕事しているのか。家族をほったらかしにしてひどい」と反感を買う可能性は高いでしょう。

「本業との兼ね合いで疲労がとれないうえ、意見のすれ違いで喧嘩ばかり」こんな状態が長く続けば心身ともにボロボロになってしまいます。最悪の場合離婚という結果にもなりかねません。

特徴2:コスト0でただ儲かると思っている

「副業を始めれば、コストを全くかけずに儲かる」そんな風に思っている人も要注意です。副業するには、時間や体力が必要です。ジャンルによっては知識の習得が必要になる場合もあるでしょう。 とにかく始めればお金が増える、と思っている人は実際始めてみてきつくなりやめてしまう、ということが多いです。

特徴3:すぐに稼げると思っている

卓越したスキルや経験がない限り、副業をやってすぐに稼げるようにはなりません。最初は数十円の収入しかないという事態も十分に考えられます。

「なんだ、全然稼げないじゃん」とすぐに諦めてしまっては意味がありません。「少しずつでも続けることに意味がある」と考えましょう。

無理がない範囲で続けよう

副業をすること自体何ら問題はありませんが、本業に差し支えるほどにやるものではありません。間違ったやり方で進めていては、成果も得られず心身がボロボロになります。すぐに成果はでないと割り切ったうえで、無理のない範囲で続けていきましょう。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー) 立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日本FP協会の消費者向けイベントにも講師として登壇経験あり。