婚約指輪や結婚指輪を選ぶときに迷うポイントの一つが指輪の素材ですよね。少し前の日本では、結婚指輪の素材といえばプラチナが主流でしたが、最近はプラチナ以外の素材も多く選ばれるようになりました。今回は、結婚指輪に用いられる素材として代表的な素材を、それぞれの特徴や選び方のポイントと併せてご紹介していきたいと思います。

プレ花嫁のみなさま、こんにちは!

神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡

婚約指輪や結婚指輪を選ぶときに迷うポイントの一つが指輪の素材ですよね。

少し前の日本では、結婚指輪の素材といえばプラチナが主流でしたが、最近はプラチナ以外の素材も多く選ばれるようになりました。

今回は、結婚指輪に用いられる素材として代表的な素材を、それぞれの特徴や選び方のポイントと併せてご紹介していきたいと思います。

結婚指輪の素材の種類とそれぞれの特徴

結婚指輪の素材には沢山の種類があります。

それぞれの特徴も一緒にご紹介していきます。

王道「プラチナ」

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

白金族元素のひとつであるプラチナは品質が安定しているので結婚指輪に一番多く使われています。

希少価値のある素材が結婚の証としてふさわしく、その白さが純白の花嫁に似つかわしく、日本の結婚指輪の素材として使用されてきた歴史があります。

メリット

酸やアルカリ、水銀にも反応せず、熱に強く、長く使用していても変色や変形しにくいため、購入から何年経っても美しい銀白色の輝きを保ちます。

素材としてもやわらかいのでジュエリーを作るのにもってこいといえるでしょう◎

また、柔軟性があり加工しやすいため、細かいデザインの表現も得意な素材です。

さらに、金属アレルギーが起こりにくく、肌が弱い方もストレスなく身に着けられます。

希少性が高く、ダイヤモンドとの相性が良いので、プラチナならではの柔らかく曲がる特性を生かした宝石のセッティングやデザインを施すことができます。

デメリット

希少性が高いので比較的高価になります。

また、強い衝撃を受けると変形の恐れがあるほか、他の貴金属に比べると傷が付きやすいです。

バリエーションが豊富な「ゴールド」

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

海外ではゴールドの結婚指輪を選んだ方の割合が高くなっています。

実際に海外で結婚指輪として販売されているのはほとんどがゴールドです。

メリット

ゴールドはプラチナよりも希少価値が低く、少し値段を抑えることができます。

プラチナと同じくらい変色に強く、錆びにくく、比較的柔らかい金属なので繊細な装飾を施すこともできます。

デメリット

プラチナは、温泉やプールにつけて入っても、変形や変色しにくい性質を持っていますが、純度が高いものはそこまで神経質になる必要はないものの、ゴールドは、硫黄や塩素、漂白剤などによって酸化する可能性もあります。

Pexels

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

イエローゴールドは黄色みがかった金色で、手元を華やかに演出してくれます。

少し派手な印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、黄色みが強い日本人の肌によく馴染むカラーです。

一般的には、金に銀や銅を混ぜたものがイエローゴールドとされており、YGと表記されていることもあります。

メリット

金と銀が混ぜ合わせられているイエローゴールドは、結婚指輪によってはプラチナと同等、もしくはそれ以上の硬度があるといわれています。

通常、変色すると黄色みが強くなりますが、イエローゴールドは本来の色が黄色みがかった金色なので変色が目立ちにくいのです。

変色を気にせず長く愛用できる点も魅力のひとつと言えるでしょう◎

変色だけでなく耐久性にも優れているので日常使いに最適です。

デメリット

純金度が高まるほどに強度が弱くなりますが、純度が低くすぎると価値が落ちるので18金以上のものがお勧めされています。

ホワイトゴールド

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

本来は金色の素材を銀白色に加工しているため、長く使い続けることで少し金色に戻ってしまう可能性がありますが、コーティングが剥がれてしまっても再度メッキ加工を施すことで美しい銀白色を取り戻せます。

ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウム・ニッケルが混ぜられている素材で、日本で作られたホワイトゴールドは、ほとんどパラジウムとの合金になります。

メリット

「プラチナがいいけど値段を抑えたい」という方には、プラチナの輝きに似ているホワイトゴールドがおすすめです。

ホワイトゴールドは、プラチナよりも耐久性に優れている素材です。

イエローゴールドと同様に日常使いに適しているため、安心して毎日身に着けることができます。

このほか、着け心地が軽いのもホワイトゴールドの魅力のひとつです。

毎日身に着けていてもストレスを感じることないので、ボリュームのあるデザインを選ぶ際もホワイトゴールドはおすすめですよ。

デメリット

メッキがはげないようにメンテナンスが必須の指輪です。

また、金属アレルギーが起こりうる可能性があります。

ピンクゴールド

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

ピンクゴールドはほんのりピンクがかった金色で、柔らかな色みが優しい印象を与えます。

ピンクゴールドが持つ優しいピンクの色合いは、日本人などの黄色人種の肌に合うと昔から言われてきました。

メリット

黄色とピンクは相性が良いため、必然的にピンクゴールドは多くの日本人の肌に馴染みます。

とくに女性に人気のカラーで、日本人の肌にしっくりと馴染むほか、カジュアルやフォーマルなど幅広いジャンルのファッションとも合わせやすいです。

「銅」の割合が多いピンクゴールドは、カラーゴールドの中で、変形やキズに対する耐久性がいちばん高いです!

デメリット

銅が混ざっているため、温泉に入ると変色する可能性があるので注意が必要です。

チタン

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

チタンは近年、結婚指輪の素材として注目されるようになってきました。

チタンは、金やプラチナといった貴金属とほぼ同等の高い耐食性を持つことから、近年は結婚指輪をはじめジュエリーへの採用例も増えています。

メリット

結婚指輪への適用性はプラチナよりも優れていると言え、また価格も金やプラチナよりも廉価であるため、結婚指輪の素材をプラチナからチタンに変えるだけで、今まで手が届かなかったような高品質な結婚指輪を、より低価格でお求め頂くことができるようになります。

プラチナやゴールドのような貴金属ではないので資産価値はありませんが、素材にこだわった指輪選びをしたい方にはおすすめです。

チタンの魅力は軽さと高い強度です。

また、チタンは金属アレルギーになりにくい素材として有名です。

重量はプラチナの1/4しかなく、日常的に指輪を身に着けていても、重さが気になることはありません。

初めて指輪をする男性の方や、指輪に慣れていない女性の方でも、あまり意識せずに着けて頂くことができます。

また、長く使っていても変形や変色がほとんどないほどの丈夫さを兼ね備えています。

チタンは医療現場でも人工関節やペースメーカーなどに使われているため、人体に優しく、金属アレルギーも起こりにくい素材なので、肌の弱い方でも安心して身に着けられます。

チタンは加工がとても難しいため、プラチナのように凝ったデザインの指輪を作ることが難しいですが、表面を熱加工することで珍しいカラーやグラデーションの指輪に変身することが出来ます。

デメリット

色味が少し暗めになるので輝く華やかさが劣ります。

素材が非常に硬いのでサイズ直しが難しいこともあります。