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「匹夫」の読み方をご存じでしょうか?
「ひきおっと」と読んだ方はとても素直だと思いますが、残念ながら間違いです。
ちなみに「ひきふ」でもありませんよ。
画数の少ない簡易な漢字を用いているのに、なかなか読みにくいですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「匹夫」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 3文字の真ん中は小さな「っ」になります
- 身分の低い男性を意味する言葉です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「匹夫」の読み方!正解は!?
正解は「ひっぷ」です!
「匹夫(ひっぷ)」とは、身分の低い男性や教養の無い男性を表す言葉。
「ひっふ」ではなく「ひっぷ」と読まれるのは、発音しづらい言葉を読みやすくするために「夫(ふ)」の音が変化したためで、このような現象を「半濁音化」と呼びます。
また、以下は「匹夫」を使った慣用句とその意味です。
- 匹夫も志を奪うべからず:たとえ卑しい者であってもしっかりとした志を持っていれば、誰もそれを変えさせることはできない
- 匹夫の勇:思慮分別が無く、血気にはやるだけのつまらない勇気
現代ではなかなか使う機会のない言葉ではありますが、教養の一つとして覚えておきましょう。
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