ダウンタウン・松本人志が文藝春秋ほか1名に損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が3月28日に開かれることがわかり、裁判の行方が注目される中、2月22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が早速訴状の中身を公開。さらに、複数の有名弁護士による訴状への“ダメ出し”を掲載している。

 同誌によれば、松本側は訴状では、先月掲載された「文春」の記事で名誉毀損にあたる部分を複数挙げ、「『性的行為を強要した』というレッテルが貼られた」などと主張しているとか。

 しかし、同誌はこの訴状を「無罪請負人」の異名を持つ弘中惇一郎氏や、伊藤詩織さんの代理人を務めた佃克彦氏といった有名弁護士に見せ、「事実や虚偽が何なのか一切書かれていない」「女性が心から同意したのであれば、そうなった流れを訴状に記述するべき」「問題提起の仕方が古く」……といった“ダメ出し”を引き出すことに成功。

 もはや、弁護士版のポケモンバトルのような様相にも見えるが、現時点では松本の代理人である田代政弘弁護士が押されている印象だ。