◆松本人志の「巨大化願望」説

 松本人志さんについて僕は元々結構自分なりの説を持っていまして、それは「巨大化願望があるのじゃないか」という“陰謀論・都市伝説”なんです。

 松本さんが筋トレを始めたのが38~39歳ぐらいだと言われており、そこからどんどんマッチョになって40代前半には「ムキムキだ」といういじり方をされ始めていたと思うんですよね。

 松本さんが初めて監督を務めた映画『大日本人』(2007年公開)は、フェイクドキュメンタリーコメディという感じなんですけど、松本さん自身が扮する大佐藤大という、ヒーローが電流で巨大化して怪獣と戦う話です。

『大日本人』よしもとアール・アンド・シー
『大日本人』よしもとアール・アンド・シー
 で、この映画は構想5年と当時触れ込まれていたので、39歳ぐらいから構想していたことになるんですよね。44歳になる年に公開だったので、筋トレを始めたタイミングと『大日本人』を構想し始めたタイミングと同じなんです。自分の体をデカくしたいという巨大化願望が、まさに『大日本人』になってますよね。

 どんどん胸筋が発達してマッチョになって、体がどんどんでかくなっているということは、これはあながち冗談でもなくて、自身の巨大化に気づいていないということでもあると思うんですよね。