その人は地味系の役柄で庶民的で素朴な昭和の雰囲気のする、感情移入しやすい役者です。その一方でハリウッドからは最先端の文学的香りのする女優としても評価を得ています。そんな黒木華さんの出演してこられたドラマの数々を、ここでは紹介しております。

黒木華のプロフィール!

名前 黒木華(くろき はる)
誕生日 1990年3月14日 (2019年10月現在29歳)
星座 うお座
血液型 B型
身長 164cm
出身地 大阪府高槻市
趣味 料理・読書・人間観察
好きな食べ物 チョコレート
好きな芸人 バナナマン
所属事務所 パパドゥ
職業 女優
デビュー 2010年

幼少期から弟とともに映画好きの両親とよく映画を見に行っていたようです。

高校や大学で演劇関係の部活動をしていた流れで野田秀樹さんの演劇ワークショップに参加し、野田さんから誘われたオーディションに応募して合格を得られたことは、黒木華さんも自身の大きなターニングポイントとして振り返っています。

静かで控えめな可愛らしい印象の佇まいから、自然と類似の役柄には最適な女優として活躍されています。

黒木華の最新出演作は「凪のお暇」!!

「凪のお暇」は『Elegance』にて連載中の漫画であり、ドラマは2019年7月から9月まで放送されました。

28歳のOL凪は無理をしてでも空気を読みながら勤務をする性格の女性。同僚の慎二との交際が心の支えでしたが、その慎二が体目的だったと知りショックを受ける凪。

会社を辞めて家財も処分し人間関係も断ち切った凪は、都心から離れた立川市にてゼロからの生活を始め、自分の生き方を見つめなおすストーリーです。

黒木華の出演ドラマ一覧

演劇部活動との助走をつけて女優としてデビューした黒木華さんは、制作関係者からもその演技力に好評を得ています。

数々の深い演技によって彩られたドラマ作品を紹介していきます。

疑惑(2019年)

「疑惑」は2019年2月3日に日曜プライムドラマとして放送されました。

黒木華さんは、自身初挑戦となる悪女役で、夫にかけた保険金目当ての殺人を犯したと疑われます。

デザイナー 渋井直人の休日(2019年)

「デザイナー 渋井直人の休日」は2019年1月から4月にかけて放送されました。

どうにも情けないお洒落な生活を送る52歳のデザイナーの日常を描くドラマです。

黒木華さんの役は8話以降から出演する三浦カモメです。52歳のデザイナーと居酒屋で相席になり、公園デートなどもする仲となります。

獣になれない私たち(2018年)

「獣になれない私たち」は2018年10月から12月にかけて放送されました。

本能のままに生きる野生の獣のように生きられたなら、とは思いつつもなりきれない大人たちの葛藤を描くドラマです。

黒木華さんは人付き合いが苦手なタイプの役です。飼っていたウサギとの縁が生活に安らぎを与えるようになり...?

NHK 大河ドラマ「西郷どん」(2018年)

「西郷どん」は2018年1月から12月にかけて放送がほぼ丸一年続いたNHKの大河ドラマです。

時は幕末、低身分の庶民から明治維新の立役者となる西郷隆盛の生涯を描いたドラマです。

黒木華さんの役は西郷糸。西郷が3度目にもらった妻で、糸もそれまで悩んでいた子宝にも恵まれました。

みをつくし料理帖/みをつくし料理帖 スペシャル(2017年、2019年)

「みをつくし料理帖」は2017年5月から7月にかけてのNHK総合連続ドラマとして放送されました。

水害で両親を亡くした孤独な少女が、料理の腕前だけで江戸に渡り、波乱万丈を経て一流料理人となる物語です。

黒木華さんは、タイトルにもある「みを」の役です。主演の名前で「澪」と書きます。

重版出来!(2016年)

「重版出来!」は2016年4月から6月にかけて放送されました。

一冊の漫画とは作家の絵によってのみは成り立たず、裏方の編集などの連携があってこそ店に並び販売される現実を伝えるドラマです。

黒木華さんの役は漫画出版社の新人編集者、黒沢心です。

NHK 大河ドラマ「真田丸」(2016年)

「真田丸」は2016年1月から12月にかけてNHK大河ドラマとして放送されました。

歴史人物として好きな人も多い真田幸村の人生を、乱世のなかの家族愛も交えて描いています。

黒木華さんの役は幸村の彼女の梅。幸村の最初の妻ともなります。

天皇の料理番(2015年)

「天皇の料理番」は2015年4月から7月にかけて放送されました。

時代は明治から大正。料理人となるために田舎から上京した青年が、皇室にて調理をまとめる役目になるまでを描いたドラマです。

黒木華さんは、料理人として成長していく青年の妻の役です。

オリエント急行殺人事件(2014年)

アガサクリスティーの小説「オリエント急行の殺人」を原作とする「オリエント急行殺人事件」は2015年1月11日と12日に続けて放送された正月ドラマです。

黒木華さんの役は列車に居合わせた名家剛力一家の使用人で、事件当初は犯人と疑われていました。

グーグーだって猫である(2014年、20016年)

「グーグーだって猫である」は漫画原作として映画やドラマになりました。ドラマの放送期は2014年10月から11月まで、2016年6月から7月までです。

生活に猫をまじえたほのぼの系ドラマで、黒木華さんの役は漫画家の麻子のアシスタントのミナミです。

花子とアン(2014年)

「花子とアン」は2014年3月から9月にかけてNHKの朝ドラマにて放送されました。「赤毛のアン」の日本語翻訳をした岡村花子の半生を綴ったフィクションドラマです。

時期は昭和20年、戦争の最中です。

黒木華さんの役は、岡村花子のふたつ下の妹の岡村かよ。実家は山梨県甲府市の安東家です。やがて喫茶店を開業しますが、戦争の火種によって焼失してしまい、傷心のなか闇市で露店を始めます。

リーガルハイ(2013年)

「リーガルハイ」は2012年の第1期、2013年に第2期として放送されました。

弁護士の裁判が主軸のストーリーですが、キャッチコピーにも 「愛に抱かれ、法に濡れる:heart:︎」などとあり小気味良いコメディ要素もあります。

黒木華さんの役は、ライバル事務所の弁護士のひとりです。

純と愛(2012年)

「純と愛」は2012年10月から2013年3月にかけて放送された、全151話の長編ドラマ小説です。

沖縄・宮古島の実家を飛び出し、大阪で出会った不思議な青年と協力し、魔法の国のようなホテルを築くため奮闘するドラマです。

黒木華さんは純と同期でホテルのフロント係役をしています。