ゲストが描いた魚が泳ぐ!

部屋の名前は「スケッチオーシャン」。その名のとおり、ゲストがスケッチした(描いた)魚たちが泳ぐ部屋で、誰でも自由に描けます。魚たちは触られると逃げ、時には表情も変えながら泳ぐほか、海の底に沈んだ “巾着” に触れると中からエサが噴き出して、魚たちが集まってきます。

▲スケッチオーシャン

隣の部屋がスケッチルーム。テーブルが用意され、マグロやカメ、イカなど、好きな魚の輪郭がプリントされた専用の紙を選んでクレヨンで色を塗り、スキャナーに読み込ませると、描いた魚がすぐに泳ぎはじめます。

▲用意された台紙にクレヨンで自由にお絵描き

中でも、マグロは外国で開催されている展覧会へも泳ぎにいきます。

▲こんな感じで、描いたクラゲはすぐに泳ぎだしました

自分で描いたイラストで、有料でTシャツやバッグなどのグッズを作ることもできます。

映像美のカフェタイム

お茶の伝統を大切にしながら、多様性と新しい可能性を生み出す茶葉ブランド「EN TEA」と、チームラボがコラボレーション。館内にあるカフェ「EN TEA HOUSE」では、お茶や抹茶のアイスクリームが用意され、映像のマジックとともに楽しめます。

お茶やアイスクリームには、美しい花が咲き、成長するお茶の木が、リアルタイムで描かれます。茶碗を手に取って動かすと、花が茶碗の外へと広がったり、花びらが散ったり、再び生まれて咲き続けます。こうした人の動作によって映像は異なり、二度と同じ絵を見ることはありません。

▲「玉緑茶のアイスクリーム」からはお茶の木が伸び、「水出し緑茶 柚子」には美しい花が咲き、蝶が舞います

「水出し緑茶 柚子」は、水出し茶に国産柚子をブレンドしたアイスティーで、表面は抹茶のように細かな泡で覆われています。上品なゆずの香りや和三盆を隠し味にした爽やかな味わいです。さらに、「Mr.CHEESECAKE」を手掛ける田村浩二シェフが監修した「玉緑茶のアイスクリーム」は、芳醇な香りや濃厚な味を楽しみながら、お茶の木がどんどん伸びる映像に驚かされました。

▲玉緑茶のアイスクリーム(各日数量限定)

ここで紹介したのはチームラボボーダレスで見られるアート作品のほんの一部。無限に変化する奇跡の世界をぜひ体験してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス https://www.teamlab.art/jp/e/borderless-azabudai/>

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