実は中日がYouTubeでやらかしたのは今回が初めてではない。

「昨年夏場に夕刊紙で報じられた、立浪和義監督による試合前に白米を食べないようにしたいわゆる“令和の米騒動”です。選手の動きが悪いのは試合前に白米を食べすぎているからだとされたということが発端でしたが、これを裏付けるような試合前の円陣動画を球団公式YouTubeに投稿。球団も米騒動を否定しようとしたが、動画が証拠になってしまった。ここ半年で2度もYouTubeが火付け役となった球団なんて他にはありませんよ」(プロ野球関係者)

 問題なのは球団としてではなく、いち個人が運営している感覚でYouTube投稿をしたことが大きいと見る関係者が多い。

「とにかく話題になれば、ファンを攻撃してもOK! といった安易な気持ちで制作しているのがよくわかる投稿。撮影、編集しているのは元在京テレビキー局でパ・リーグ球団の担当経験があるディレクターで、どこまで撮影、編集すればいいのかある程度わかっているはずです。それが何度も同じようなミスを繰り返しているのだからどうしようもない」(同前)

 騒動を周囲からの連絡で知った後藤は自身の公式インスタグラムのストーリーズを13日夜に投稿。「皆さんが僕に対して思うことはあると思いますが、愛する人達や僕を応援してくれるファンの皆様のためにもチームのためにも任された場所で責任を持って全力でプレーしたいと思います!皆さんと喜び合いたい気持ちに変わりはありませんので今シーズンも応援してください!」と呼びかけたが、選手本人からすれば球団の失態はたまったもんじゃないだろう。