⑩情熱的な愛「LOVE PHANTOM」
『丁度風のない海のように 退屈な日々だった 思えば花も色褪せていたよ 君に会うまでは』
歌詞タイトル：「LOVE PHANTOM」 作詞者：稲葉浩志
1995年10月11日リリース、18作目のシングル曲です。
1分にも及ぶイントロ、歌いだす頃にはファンの歓声と演奏のボリュームでライブ会場は割れんばかり！とても盛り上がる曲で、間奏で見せた稲葉さんのダイブは今も語り継がれています。
「オペラ座の怪人」でファントムがクリスティーヌを連れ去ろうとしたように、愛する人を自分だけのものにしたいという強い思いが込められた曲です。
⑨最近のシングル曲「声明」
『空っぽになった心の壁に 声が響いてくる』
歌詞タイトル：「声明」 作詞者：稲葉浩志
2017年6月14日リリース、53作目のシングル曲です。
「UCC BLACK無糖」のCM曲なので、聴いたことがある人は多いでしょう。軽快なドラムで始まるイントロと松本さんのギターがカッコいい！
叩きつけるようなメロディーがまるで自分の意思を音楽で表現したかのようで、そこに強さが感じられる名曲♡ライブでオープニングナンバーとして演奏された時は、会場内はまるで地鳴りのような歓声に包まれました。
⑧爽やかな曲調がたまらない「BLOWIN'」
『負けるのは恐くない ちょっと逃げ腰になる日が来ることに怯えてるけど』
歌詞タイトル：「BLOWIN'」 作詞者：稲葉浩志
1992年5月27日リリース、10作目のシングル曲です。
都会に埋もれてしまうことに抗い、前へ進もうとする彼女を眩しく見つめるかのような歌詞に、自分も前へ進んでいこうと思う気持ちが表れているような気がします。
若い頃なら誰もが抱える葛藤や悩みですが、そういった人たちの背中を押してくれる曲！
⑦デビュー曲！「だからその手を離して」
『ひとりでも大丈夫さ ここには何もない』
歌詞タイトル：「だからその手を離して」 作詞者：稲葉浩志
1988年9月21日リリースの、記念すべきデビューシングルです。
ボーカルとギターだけで表現するロックは斬新でしたが、後に松本さんはボーカルとギターさえあればじゅうぶんに音楽は発信できると言っています。まさにその通り！この曲からB'zという伝説のバンドの軌跡は始まるのです。
B'zの出発点である「だからその手を離して」は、ファンにとっても思い入れの強い曲なのです。
⑥カップリングでも名曲！「TIME」
『どうすれば時が戻る 眩しい太陽の下で どれだけ涙流れても 静かに海は広がる』
歌詞タイトル：「TIME」 作詞者：稲葉浩志
1992年5月27日にリリースされた「BLOWIN'」のカップリング曲です。
生きていくうえで後悔は付きもの、その繰り返しで更なる高みへと昇り詰めていくわけですが…、心の奥底に残る願いが心を渦巻くさまが見えてくるようです。
取り返すことができない過去に向き合ったとき、進む道を見つけるためにもがく時間は決して無駄ではないのではないでしょうか。
⑤変化する時代の不安…「BE THERE」
『揺れる不安定な心は この街が少し冷たいから 変わらない君の声を聞きたい今夜は』
歌詞タイトル：「BE THERE」 作詞者：稲葉浩志
1990年5月25日リリース、4作目のシングル曲です。
喧騒の中、何を信じたらいいのかわからない。でも、たったひとつ信じられるものがあれば生きていける。自分の心に問いかけ前を向く姿に勇気を貰える曲ですよね。
稲葉さんの言葉選びは聴く側の心にストンと落ちてくるようで、共感を呼ぶ使い方が最高です♡
④クリスマスソングの定番！「いつかのメリークリスマス」
『いつまでも手を繋いでいられるような気がしていた 何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた』
歌詞タイトル：「いつかのメリークリスマス」 作詞者：稲葉浩志
1992年12月9日にリリースされたアルバム『FRIENDS』の収録曲です。
TVなどでクリスマス特番になると毎年耳にする、B'z定番のクリスマスソング♡愛する人が横にいて、夢があって、満ち足りたクリスマスの様子があたたかく伝わってきます。
「永遠」は無いのだとわかっていながら、すがろうとする弱さも見えてくる、切ないクリスマスラブソングです。
③離れた恋人の勇気に…「Calling」
『きみがいるなら戻ってこよう いつでもこの場所に けがれなき想いが僕らを呼んでいる』
歌詞タイトル：「Calling」 作詞者：稲葉浩志
1997年7月9日リリース、22作目のシングル曲です。
松本さんが友人の結婚式に向けて書いた曲がベースとなっていて、訴えかけるような稲葉さんの歌声と響き渡る松本さんのギターが印象的です。
どんなに離れていようと、帰る場所はただひとつ…。未来を誓ったふたりの強い絆を感じる曲です♡
②優しい旋律と切ない歌詞「もう一度キスしたかった」
『二人違う場所でしか叶わぬ夢を持ってるから わずかな時間しか残ってないと知っていた』
歌詞タイトル：「もう一度キスしたかった」 作詞者：稲葉浩志
1991年11月27日にリリースされたアルバム『IN THE LIFE』の収録曲です。
まるで物語のように綴られる歌詞が、単調なメロディーにとてもよく合っていますよね。歌詞を追ってしまう曲としてはB'zの楽曲の中でもナンバーワンかもしれません。
お互いに夢を追いかけ、愛する人との距離はどんどん広がってしまう…でも、延ばし延ばしにしていた決断をする日は必ず来るものです。甘くもあり苦くもあり、そして切ない大人のラブソングです。
間奏で演奏している松本さんのギターの音色は、まるで恋人同士が流す涙のような響きで切なさが増してしまいますね。
①カラオケで超人気！熱くなれる「ultra soul」！
『結末ばかりに気を取られ この瞬間を楽しめない メマイ…』
歌詞タイトル：「ultra soul」 作詞者：稲葉浩志
2001年3月14日リリース、31作目のシングル曲です。
世界水泳でお馴染みの曲「ultra soul」！ノリが良く、スポーツをテーマとして制作されたので、世のスポーツマンへの応援歌でもありますよね。
ライブでも最高に盛り上がる曲で、曲中の”ultra soul”の後の「ハイ！」のタイミングでは会場中がジャンプして手を高く掲げる光景、圧巻です！
カラオケでも仲間が一体になれる曲！ノリノリで歌っちゃいましょう♪
あの人とも！B'zのフィーチャリング曲
あまり印象にはないかもしれませんが、B'zもフィーチャリング曲を発表しています。数はそんなに多くないものの、さすがB'z…印象的な曲ばかりです。
①「ウルトラ・ゾーン」(発売日1999年8月21日)
スティーヴ・ヴァイのアルバム「ウルトラ・ゾーン」の収録曲の中で、「 ASIAN SKY」でB'zがゲスト参加しています。
このアルバムは、日本ではオリコンチャート14位にランクインしています。
②「2002 FIFA ワールドカップ公式アルバム Songs of KOREA/JAPAN」(発売日2002年5月29日)
アルバム『ELEVEN』の収録曲である「TOKYO DEVIL」を、英語詞でアレンジし「2002 FIFA ワールドカップ公式アルバム Songs of KOREA/JAPAN」で発表しています。
カッコいい曲が英語で表現されると、また違ったカッコよさが上乗せされるんですよね。
③「MUSIC FROM THE MOUND」(発売日2007年7月31日)
松坂大輔さんの選曲によるコンピレーション・アルバムなので、B'zファンだけでなく野球ファンにも注目されたアルバムで、「Real Thing Shakes」が収められています。
④「ダウンロード・トゥ・ドネート:ツナミ・リリーフ」(配信開始日2011年3月22日)
チャリティー団体の『ミュージック・フォー・リリーフ』が呼びかけ、プロジェクトチーム「ダウンロード・トゥ・ドネート・フォー・ジャパン」が企画しリリースされたアルバムです。
24組のアーティストが参加していて、B'zは英語バージョンの「Home」を提供しています。
⑤「HEAT」(発売日2012年7月4日)
韓国の俳優兼歌手のキム・ヒョンジュンに提供した「HEAT」！キム・ヒョンジュンはB'zのファンで、それで曲を頂いた…という羨ましいいきさつがあるのです。
B'zの歌う「HEAT」とキム・ヒョンジュンが歌う「HEAT」、聴き比べてみましょう。それぞれの良さがあって面白いですね。
B'zの曲は今や世代を越えて楽しめる！
B'zは、日本が生んだ世界に誇れるアーティスト！どの曲もB'zふたりの思いが込められていて、しみじみ聴き入ってしまいますよね。
夏には夏の、冬には冬の名曲が、あなたの生活の一部となってくれることでしょう。今宵、B'zの名曲に酔いしれてみませんか？
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