NHKは2月14日、タモリの冠番組『ブラタモリ』のレギュラー放送が“来年度はない”ことを発表。これを受け、ネット上ではタモリが35年以上司会を務める音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の今後が心配されている。
『ブラタモリ』は2008年から断続的に放送されている紀行・教養バラエティ番組。15年にはレギュラー版の第4シリーズがスタートし、16年6月4日に放送された伊勢神宮特集は歴代最高となる平均世帯視聴率18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。最近も、10%前後の高視聴率を維持していた。
現在78歳のタモリだが、40年半続いたバラエティ番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が昨年3月に終了したことにより、マスコミによる“引退時期”報道が過熱。
さまざまな報道が飛び交う中、同4月発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、タモリが自宅で療養中の妻の介護や家事をしており、親しい知人に「いま終活中なんだよ」と明かしたと報じていた。