ウルヴァリンの影がデッドプールに迫るウルヴァリンの影がデッドプールに迫る

ライアン・レイノルズ主演最新作『デッドプール3』改め『デッドプール&ウルヴァリン(原題)』の予告編が解禁された。

現地時間2月11日(日)に開催されたスーパーボウルでライアン・レイノルズ主演「デッドプール」シリーズの最新作(3作目)の予告編が解禁。タイトルが『Deadpool & Wolverine(原題)』になることが判明した。

予告編では、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマシリーズ「ロキ」で主要な役割を果たした組織TVAが登場。TVAはマルチバース(パラレルワールド)を飛び回って宇宙の均衡を図る組織だ。

ライアン・レイノルズ演じるデッドプール(ウェイド)がTVAによってMCU作品の映像を見せられているシーンもあるようで、デッドプールは正式にMCUの世界線に降り立つと見られる。

モニターにはキャプテン・アメリカの顔も映っている

モニターにはキャプテン・アメリカの顔も映っている(@VancityReynolds / X)

アメリカにおいて今作はマーベル・スタジオにとって初めてのR指定映画となる予定。また、20世紀フォックス・スタジオ(※)が保有していた「X-MEN」系列のキャラクターが主人公となる初のマーベル・スタジオ作品でもある。ヒュー・ジャックマンは『X-メン』(2000)以降のシリーズで主人公ウルヴァリンを演じていたが、同役で初めてMCU映画に出演する。

※2019年にディズニーが権利を取得した。「X-MEN」だけでなく「ファンタスティック・フォー」のキャラクターもこの時に権利が取得され、今後の活躍が期待される。

ロゴも解禁

ロゴも解禁(@VancityReynolds / X)

2016年と2018年に公開された過去の「デッドプール」作品は、20世紀フォックスにとって大ヒット作品であり、他の「X-MEN」映画よりも低予算ながら、シリーズで最高の興行収入を記録した。

『デッドプール&ウルヴァリン(原題)』は7月25日に全米公開予定。