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今回の難読漢字は「産土」「対丈」「野狐禅」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「産土」

「産土」の読み方をご存じでしょうか?

素直な方は「さんど」と読んでしまったかもしれませんが、残念ながら間違いです。

小学校で習う超簡単な漢字しか使っていないのに、なかなか読み難いですよね。

キーになるのは「土」の読み方ですよ…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「産土」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 「生まれた土地」という意味
  3. 「産」は「うぶ」と読みます

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「産土」の読み方!正解は!?

正解は「うぶすな」です!

「産土(うぶすな)」とはヒントにも示した通り「生まれた土地」や「産土神(うぶすながみ)の略」といった意味を持つ言葉。

また「うぶすな」という読み方は熟字訓になります。

熟字訓とは、漢字1つ1つに読みを当てるのではなく、熟字としての読み方のこと。

なので「産土」は「うぶすな」と読めても「土」の一文字だけでは「すな」と読むことはできないので注意が必要です。

2問目はこの漢字!「対丈」

「対丈」の読み方をご存じでしょうか?

もちろん「対丈」と読むのは間違いですよ。

画数の少ない簡単な漢字しか使っていないのに、ちょっと読み難いですね。

しかし、漢字が得意な方なら少し考えたらわかるかもしれません。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「対丈」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 身の丈と同じ長さの布で着物を仕立てること
  3. おはしょりを作らない着物

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「対丈」の読み方!正解は!?

正解は「ついたけ」です!

「対丈(ついたけ)」とは、ヒントに示したように身の丈と同じ長さで仕立てた着物のこと。

一般に、女性用の着物では腰のあたりで布を織りあげて帯の下に折りたたんだ部分(おはしょり)を出す着方をしますが、おはしょり部分を作らないのが「対丈」になります。

対丈の着物はおはしょりが無い分動きやすいというメリットがある反面、前がはだけやすいのはデメリットだといえるでしょう。