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今回は「誕辰」「丹色」「勝鬨」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
1問目はこの漢字から!「誕辰」
「誕辰」の読み方をご存じでしょうか?
「誕生(たんじょう)」の「誕(たん)」+「辰(たつ)」で「たんたつ」と読むのは残念ながら間違いですよ。
見慣れた漢字しか使っていないのに、熟語になると途端に読み難くなりますね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
できたら、さらに意味も考えてみてくださいね。
「誕辰」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 難しいのは「辰」の読み方です
- 「来月私は40歳の誕辰を迎えます」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「誕辰」の読み方!正解は!?
正解は「たんしん」です!
「誕辰(たんしん)」とは、誕生日のこと。
読み方がわからなかった方も、意味の方はヒントで見当がついたのではないでしょうか。
「辰」という字を「しん」と読むのはなかなか難しいですね。
実は「辰」という字には「時節」「とき」「日」などの意味があるため、「誕辰」と書いて「誕生日」という意味になるのです。
目上の方の誕生日をいう際には「ご誕辰」という表現を使うと「大人の言い方ができる人だな」と見直されるかも。
2問目はこの漢字!「丹色」
「丹色」の読み方をご存じでしょうか?
「丹」は「仁丹(じんたん)」の「たん」なので「たんしょく」と読みそうになりますが、それは間違いです。
「色」という字が使われているので、色の種類に関係する言葉のようですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「丹色」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 日本の伝統色のひとつ
- 神社仏閣で使われています
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「丹色」の読み方!正解は!?
正解は「にいろ」です!
「丹色(にいろ)」とは日本の伝統色のひとつで、赤みがかった灰黄色から赤褐色を表す色名。
具体的には、神社の鳥居の色になります。
ちなみに「丹」は「赤土」の古語で、「あか」と読むこともできますよ。
赤は魔よけに通じる色とされ、さらに鉱物を原料にして作られる丹色には木造建造物を腐蝕から守る効果もあったため、神社仏閣に多く使われてきたとされています。