トーク力にも定評があり、昨年11月の放送では「アナウンス部でベテランになって若い人から悪口を言われているのでは」という話題から、おぎやはぎ・矢作兼が「〇〇(ピー音)が最後? なんて言われたんだっけ」とぶっこむと、松丸アナは「『アイツいなくなれば空気よくなるよね』って。空気悪くしてないですって!」と後輩から言われたらしき悪口を説明。劇団ひとりが「現場で会ってもいい子だよ」と、すでに退社しているらしい問題の後輩をフォローすると、松丸アナは「自己顕示欲が強いんですよね」と切り捨てて笑いを誘った。
ピー音で消されていたものの、ネット上の視聴者からは過去に音声流出騒動があった元テレビ東京の森香澄アナのことではと推測する声が続出。もしそうであれば、悪口うんぬんはテレ東的に「タブー」の話題といえるが、まったく臆することなくトークに乗っかって笑いに変えた松丸アナに感服した人は多かった。
プライベートでは、2014年に競輪の新田康仁選手と結婚し、2017年に第1子となる男の子を出産。2019年には、民放としては異例となる乳幼児向け番組『シナぷしゅ』にプロデューサーとして携わり、声の出演や「ことばの監修」までこなすなど多才ぶりを発揮している。
現在、フリーアナは飽和状態で40代での独立となると通常は先行きが厳しい。しかし、先述したように松丸アナは女子アナ界屈指のルックスと芸人顔負けのお笑い力を兼ね備え、報道番組なども対応できるうえに「ママタレ」としても活躍できそうなことから、フリーに転身しても十分に勝負になるという見方が業界内では強いようだ。
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