●条件2:完済まで明確にシミュレーションできていること

カードローンの返済は、金額によっては数年に渡ります。そのため完済まできちんと返済し続けられるかのシミュレーションも大切です。

とくに、数年以内に収入が不安定になったり、大きな出費があったりする場合、慎重に検討することが大切です。

■カードローンの返済計画の立て方

カードローンは、借入れる金額が大きくなるほど借入れ期間が長くなり、金利負担が大きくなります。そのため必要最低限の借入れにすることが大切です。

各カードローン会社では、返済シミュレーションを用意しているので、そのシミュレーションを利用して本当に返済できるかを何度も確認することをおすすめします。

■返済が難しい場合は…

もし返済が難しそうと思うのであれば、カードローンで借入れせず、まずは収支を見直したり、不要品を売ってお金を捻出したりするほうがよいでしょう。

返済が滞ると信用情報にも影響して、最悪の場合金融事故になってしまうので、十分注意してください。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー) 新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆中。