美容は一朝一夕で手に入るものではなく、毎日のお手入れの積み重ねから美容貯金となり、未来に表れるものです。とはいえ全てのパーツのケアを毎日入念に行うのは大変なこと。そこで「20代のうちにやっておくべき美容法」に優先度の高いものをご紹介します。
「20代のうちにやっておくべき美容法は?」は、いただく質問の中で特に多いです。私は今年で29歳になりますが、今までを振り返ると20代は人生の曲がり角。仕事面でもそうでしたが、美容面でも。10代のときと比べると、肌が乾燥しやすくなったり、吹き出物が出来やすくなってしかも治りにくくなったり、シミやシワのエイジングサインが気になるようになってきたり、痩せにくく太りやすくなったり。「私の肌と身体、どうした?」と心配になるくらいたくさんの変化が起こりました。でも、年齢を重ねるとは、抗えない変化に柔軟に対応するということ。これは、美容だけでなく全てのことに言えます。全ての変化=悪いということではないけど、美容面でいうと、やはり不要なシミやシワ、吹き出物ができるのはマイナスなこと。
だから、肌や身体に変化が起きやすい20代は、今だけを見つめたケアではなく、将来を見据えたケアをすべき。
20代のうちにすべき美容
美は一朝一夕で手に入りません。ターンオーバーがある肌はすぐに変化しないし、自分に合う方法を見つけるのも試行錯誤しなくてはいけないので時間がかかります。スキンケアは毎日コツコツ積み重ねることで美肌貯金ができ、肌が美しく変わっていきます。だから、20代のときから30代、40代……と年齢を重ねたときの自分を想像してケアをすることは将来のマイナスな変化を予防できるだけでなく、効果的なケアをより早くから見つけることができてそれを習慣化できるのもメリットです。
20代から取り入れるべきケア、一つ目は、アイケア。ただでさえ皮膚が薄い目元はエイジングサインが現れやすいパーツなのに、スマートフォンやPCを使う時間が多い20代は日頃から目に負担がかかっているので、シワやたるみ、くすみが早いうちから起こりやすいといわれています。まだ目元にエイジングサインが出ていない人も、今夜からアイクリームを取り入れて、ファーストエイジングケアを始めてみて。
二つ目は、ボディケア。エイジングサインが出るのは顔だけではありません。年齢を重ねると、基礎代謝能力が衰えて脂肪がつきやすくなったり、保湿能力の低下で肌が乾燥してシワができやすくなったりと身体も老けます。
ボディクリームを塗って保湿するのは大前提のケアとして、さらに取り入れるべきは筋肉を鍛えるトレーニングと、自分の身体を鏡で頻繁にチェックすること。
年齢を重ねると筋肉が衰えて脂肪が下に垂れやすくなるので、20代のうちから筋肉を強化することで美しい身体を維持しやすくなります。私はパーソナルジムに通っていますが、youtubeやSNSの投稿を参考にして自宅トレーニングするのもおすすめ。その際、自分の身体を鏡でじっくり観察を。肌質、ボディライン、脂肪のつき方、筋肉……と360度見回して自分の身体と向き合い、どのようなケアやトレーニングをしていくべきか、自分自身と相談することは美しい身体をつくるうえで絶対に必要です。
私は、常に自分の身体をチェックし、気を緩めないようにするために、家ではボディスーツを着ることが多いです。着るだけで胸もお腹もお尻もキュッと引き締まり、姿勢もピンと正せるのでおすすめ!