思わず花村にハグするティモシー
ロアルド・ダールによる児童書「チョコレート工場の秘密」の登場人物ウィリー・ウォンカの若き日を描いた映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のプロモーションのため、ティモシー・シャラメらが来日。11月20日(月)に行われたイベントでは、日本語吹き替え版で声優を務めた花村想太(Da-iCE)とハグする場面が見られた。
2021年に楽曲「CITRUS」で「第63回日本レコード大賞」を受賞し知名度が一気にあがったDa-iCE。大野雄大と共に同グループのボーカル面を牽引している花村は、特に高音域を得意としており、しばしば「男性では珍しい4オクターブの高音ボイス」と称されている。
そんな花村と、ハリウッドを牽引する若きトップスター ティモシー・シャラメが、夢の対面をはたした。
20日(月)、東京・六本木ではティモシーらの来日を記念し“マジカル・チョコレート・ナイト(イベント名)”が開催。ティモシー演じるウォンカの日本語声優を担当した花村は、セントチヒロ・チッチ(ヌードル役)と共にキャスト陣や製作陣が登壇するステージに登場。それぞれにチョコレートの香りがする“チョコレートコスモス”の花束を贈呈した。
開口一番、緊張した面持ちで「ティモシーさんの隣にいさせてもらえるなんておこがましいんですけども、一生懸命お仕事させて頂きましたので、ぜひ吹き替え版もご覧いただければ」とあいさつした花村。キャストや製作陣と会った感想を尋ねられると「裏でもごあいさつさせて頂いたんですけど、オーラがすごくて固まってしまいました」と発言。キャリアが長い花村ですら、ティモシーら来日ゲスト陣が放つパワーに圧倒してしまったようだ。
当のティモシーは、花村らが声優を務めたことについて聞かれると、「感激したよ!こっちに来て、ハグさせてよ。ありがとう」と述べ、花村、そしてセントチヒロをハグ。「僕らは皆すごく感謝している。こういう映画にとって吹き替えは必要不可欠だからね。すばらしい仕事さ」と、吹き替えキャストが映画界にとっていかに重要な役割かを強調した。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)全国ロードショー。