当初は作品に懐疑の目を向けたが…?
12月8日公開の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』について、主演のティモシー・シャラメが当初、作品に疑いの目を向けていたことを明かした。
GamesRadar+誌の取材を受けたシャラメは今回のプロジェクトについて、「多くの人と同じように、僕もリメイク企画の話を聞くと、オリジナル・バージョンの愛すべき作品やキャラクターを思って保守的になるんだ」と、基本的にリメイク作品には気が乗らないことを明かす。
「『それは果たして正当で、価値のある物語なのかな。それとも悪どいお金稼ぎのための企画なのかな』と、疑念の目で見てしまう。でも脚本の冒頭3ページを読んで、『Hat Full of Dreams(帽子いっぱいの夢)』の歌詞を目にした」と、映画のオープニング・ソングについて読んだことをふり返ったシャラメ。
彼は続けて、「そこに音楽はついてなかったけど、歌詞がとてもクレバーだったんだ。過去の映画で描かれたような狂気的な皮肉屋な人物ではない、若い頃のウィリー(・ウォンカ)の物語は、とても希望に満ちていて、若々しくて、情熱的で、周囲の『ノー』では止まらない強さを持っていて、そして少しうぶ。この物語はすごくクレバーだと思ったよ」と、若きウォンカに強く惹かれたことを説明した。
シャラメは「僕はミュージカル劇場も大好きだし、歌もダンスも大好きだ」「ジーン・ワイルダー(がウォンカを演じた)『夢のチョコレート工場(1971)』も大好きだよ。まさか僕が別バージョンのウォンカを演じられる日が来るなんて思っていなかった。でも依頼されたら断れない監督の一人であるポール・キングの映画だからね」と、ミュージカルが好きな俳優として、音楽にあふれた今作でウィリー・ウォンカを演じられたことを喜んだ。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)日本公開。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』作品情報
監督・脚本:ポール・キング
製作:デイビッド・ヘイマン
原案:ロアルド・ダール
出演:ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリビア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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■公式サイト:wonka-chocolate.jp
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