マーベル最新ドラマの撮影セットで死亡事故
マーベル・スタジオ作品「Wonder Man(ワンダーマン/原題)」の撮影セットで落下事故が発生。スタッフが1名死亡した。
火曜、マーベル・スタジオの新作ドラマシリーズ「ワンダーマン(原題)」の撮影セットにおいて事故が発生。梁(はり)から落下したスタッフ(リガー)が1名、ラドフォード・スタジオで死亡した。
「ワンダーマン」はマーベル・スタジオの最新ドラマシリーズのひとつ。ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(『アクアマン』『グレイテスト・ショーマン』が主人公のワンダーマン/サイモン・ウィリアムズを演じる。火曜日は撮影日ではなかったが、死亡したスタッフはセットで働いていた。
マーベル・スタジオは声明を発表。「彼の家族や友人たちに、我々の思いと最深の哀悼の意を表します。そして、この事故の状況に関する調査をサポートいたします」と犠牲者への追悼と今後の調査について語った。
「ワンダーマン(原題)」は7月に俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキがさまざまな撮影を中止させる以前に、いくつかの撮影を終えていた。
今作のための撮影がどれだけ残っているのかは定かではないが、ハリウッド・リポーター誌によると撮影はいったん完了済。数日または数週間でいくつかピックアップ撮影が計画されていたのみだという。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンが製作総指揮および共同監督を務め、「ブルックリン・ナインナイン」のアンドリュー・ゲストも制作総指揮に名を連ねている。
キャストとしては、ベン・キングズレーがトレバー・スラッテリー役を再演予定。