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「賢」という漢字には、「賢者」の「賢(けん)」や「賢い(かしこい)」という読み方の他に、もう一つ読み方があるのを知っていますか。

「賢しい」と書きますが、くれぐれも「かしこしい」と読んではいけません。

1.「賢しい」読み方のヒントは?

大ヒントですが、「賢しい」の前に「小」という漢字をつけて読んでみてください。

…もうわかってしまった方も多いのではないでしょうか!

「賢い」はスマートな頭の良さを表す場面で使われます。

しかし「賢しい」はどちらかというと「悪知恵が働く」のような場面で使うことが多いです。

必ずしもプラスのイメージを表しているわけではありません。

2.「賢しい」の読み方、正解は…

正解は、

「さかしい」

です!

「小賢しい」と書けば、読める方は多いのではないでしょうか。

「こざかしい」と読み、何となくずる賢いようなイメージの人を表す時に使います。

「賢しい(さかしい)」も同様で、シンプルに頭の良さを表したい「賢い」とは一線を画しています。

「かしこしい」と読んでしまっては、「かしこい」人からは遠ざかってしまうので気を付けましょう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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