楽天・安楽智大に「苦い経験をしたのに、なぜ……」と疑問視する声も

 これらの告発を受け、球団側はスタッフら約100人を対象にアンケートを実施。契約更改交渉が無期限延期となった安楽は自宅待機中だが、27日以降に再度事情を聞く予定だという。

 この騒動発覚後、マスコミの報道合戦は過熱しているが、中には安楽の出身校で起きた過去のいじめ事件を蒸し返すメディアも散見される。

 同事件は、安楽が愛媛県・済美高等学校の野球部で主将を務めていた高校3年時、同野球部の2年生が1年生の口にカメムシを入れたり、灯油を飲ませようとしたり、暴力行為があったもので、日本高野連への報告で被害者は19人にものぼることが発覚。

 当時、安楽は「当事者」には含まれなかったものの、U18アジア選手権高校日本代表選出が見送りになっていただけに、今回の騒ぎを受けてネット上では「なぜ苦い経験をしたのに、自分も同じようなことをするのか」「プロにもなって高校生と同じようなことを繰り返していてみっともない」と否定的な声もある。