能登半島地震で、能登半島をはじめ、北陸地方は被害を受けました。しかし、同じ北陸でも、被害が少なかった地域まで宿のキャンセルが相次ぎ、観光業は大打撃を受けています。今回は、北陸出身の筆者が、富山・石川の観光ができる地域を紹介していきます(※2024年1月27日現在)。2024年3~4月には「北陸応援割」も実施予定なので、旅行計画の参考になれば幸いです。
【富山県内の観光できる地域】一部施設を除く県全域
富山県内は、西部北(氷見市・高岡市・射水市)の海沿いの地域が、特に被害を受けましたが、そちらの地域も、ほとんどの施設やお店、宿は営業再開しています。
筆者の出身地、射水市の新湊地区も内川沿いのお店や海王丸パーク、道の駅等、営業しています。
同じく、黒部・宇奈月温泉や立山エリア、富山エリア、砺波・五箇山エリア等も、通常営業しているところがほとんどです。
北陸新幹線や富山県内を走る鉄道も、通常通り運行しており、北陸自動車道や東海北陸自動車道、能越自動車道、富山空港も、地震による影響はありません。
桜やチューリップが見頃を迎える4月は、「春の四重奏」や「となみチューリップフェア」がオススメスポットです。
【石川県内の観光できる地域】金沢以南の加賀地方
石川県は能登半島をはじめ、金沢より北の地域は甚大な被害を受けました。
しかし、金沢以南の地域は、臨時休業している施設はありますが、一部立ち入り禁止ゾーンのある施設も含め、営業を再開している施設が大半です。
北陸新幹線や特急サンダーバード、特急しらさぎ等の鉄道は通常どおり運行しており、北陸自動車道、小松空港も地震の影響はありません。
また、山中温泉・山代温泉・片山津温泉・粟津温泉からなる「加賀温泉郷」や金沢市内の宿も、通常営業をしています。
2024年3月16日には、北陸新幹線が小松駅や加賀温泉駅に乗り入れるので、さらにアクセスしやすくなります。金沢観光と加賀温泉郷を巡る、旅行プランがオススメです。