◆ドラマティックだからこそ実際には非現実的…

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筆者の話を聞いて、優姫さんは悲壮な表情で落胆しつつも、「確かに悠人先輩は遊んでるって噂がたくさんあったから、私も次の遊び相手の候補ぐらいにしか思われてないのかも……」と、腑に落ちる部分が多々あったようでした。

頭ぽんぽんは恋愛ものの作品における定番の胸キュンシーン。純愛を描くうえでとてもドラマティックだから重宝されるのでしょう。しかし、フィクションのなかでドラマティックだということは、実際には非現実的であるということなのかもしれません。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】

恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『smartFLASH』、『文春オンライン』、『集英社オンライン』などにコラムを寄稿。LINE公式サービスにて、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter(@SakaiyaDaichi)。