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今回のお題は「兵児帯」「紮げる」「韲える」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
1問目はこの漢字から!「兵児帯」
「兵児帯」の読み方をご存じでしょうか?
素直な方はそのまま「へいじたい」と読んでしまうかもしれませんが、残念ながら間違いです。
正解の読み方は、おそらくほとんどの方が一度は聞いたことがあると思いますが、もしかしたら全く知らない方もいらっしゃるかも…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「兵児帯」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 男性または子供が締める帯の結び方の名称
- 「帯」は「おび」と読んでOK
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「兵児帯」の読み方!正解は!?
正解は「へこおび」です!
「兵児帯(へこおび)」とはヒントでも紹介したように、そもそもは男性または子供が締める帯の結び方のことでした。
着物を着用したことのある方なら、一度は耳にしているのではないでしょうか。
「兵児(へこ)」とは15歳から25歳までの青年を指す言葉です。
しかし、現代では女性の浴衣に合わせる帯として人気があり、男性や子供用ではなくなりました。
2問目はこの漢字!「紮げる」
「紮げる」の読み方をご存じでしょうか?
「紮」という字には「札(さつ)」という字が使われていますが、もちろん「さつげる」ではありません。
日常ではほとんど使わない言葉なので、かなりの難読だといえるでしょう。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「紮げる」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇げる」の4文字
- 縄や紐などで束ねてくくること
- 「十把一紮げ」という言葉があります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「紮げる」の読み方!正解は!?
正解は「からげる」です!
「紮げる(からげる)」とは、ヒントで示したように「縄や紐などで何かを束ねてくくる」または「衣服の一部をまくって帯などに挟む」といった意味を持つ言葉。
一般には「絡げる」と書く場合の方が多いといえます。
「紮げる」という表現を使うことは現代では余りありませんが、「十把ひと紮げ(じっぱひとからげ)」は聞いたことがあるかもしれません。
「十把ひと紮げ」とは、「色々な種類のものをまとめてひとつにして扱う」ことをいいます。
知らなかった方は、「紮げる」の読み方と一緒に覚えておいてくださいね。