◆個人情報が割り出され、誘拐や待ち伏せの恐れも
――具体的に、どのような危険性が考えられますか。
芙和「どのような投稿であっても、子どもの顔がはっきりとわかるものは危険です。顔写真とあわせて、子どもの通っている小学校や名前がわかれば誘拐される危険性もあります。
犯罪に走る一部の小児性愛者 は、子どもの名前や学校を特定しようと、ものすごい執念でアカウントの内容を調べます。例えば『○○小学校の美少女図鑑』というものを作って、女児の名前や住所を小児性愛者の間で共有しているケースもありました。住所まで特定できなくても、過去の投稿から子どもの通っている塾を割り出し、通路で待ち伏せをしていたという話もあります。
『うちの子、かわいいんだよね』と、SNSに投稿してみんなに見てもらい気持ちはわかります。でも、その気軽な投稿が原因で犯罪に巻き込まれる危険性があることは、大切なお子さんを守る保護者としてしっかり認識しておいてほしいですね」
【こちらの記事も読まれています】